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タニオコバ製 H&K VP70Mをレビュー!レオンの愛銃で人気がある世界初のポリマーオート拳銃を紹介!

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今回紹介するのはエアガンとしても人気が高い
タニオコバ製のHK VP70Mの紹介です(`・ω・´)ゞ

 

ぶっちゃけといっていいほどバイオハザードのレオンのせいだと思うのですが、このHK VP70はエアガンの中でも人気が高いモデルです。

 

ですが人気とは裏腹に銃としてはメジャーなモデルではないために現在ではすでに絶番となっているモデルでもあります。

  • エアガンとしてはヨネザワ
  • モデルガンとしてはMGCがモデルアップ
  • ガスガンとしてはタニオコバがモデルアップ

していたモデルですね。

世界初のポリマーオートですが、個性的なルックや性能の低さから実銃業界では失敗したモデルの1つです。

 

それでも人気になったのはやはりバイオでレオンが使っているからでしょうwww
確かの商業的に失敗したものではありますが、そこはやはり人気の理由があってそれはやはりゲーム映え・映画映えするからでしょう。

 

この銃の最大の魅力は何と言っても3点バースト付きのホルスターストック!

平凡なポリマー拳銃が過激な火力を持つ3点バーストマシンピストルに姿を変える!
そして火と弾丸を吹く姿はメディア映えするのは必然といっていいでしょう!!

 

ということで今回は手に入れたタニオコバ製 HK VP70Mの紹介です(`・ω・´)ゞ

タニオコバ製 HK VP70M スペック

タニオコバ製 HK VP70M スペック

  • 全長   206㎜・547㎜(ストック装着時)
  • 重量   843g・1374g(ストック装着時)
  • 弾丸   6mmBB弾
  • 作動方式 ガスブローバック式セミオート&3点バースト(ストック使用)
  • 装弾数  27+1発(実測)
  • 価格    販売終了 17000円・28000円(フルセット) (新品税別・メーカー希望小売価格)

HK VP70MはH&K社が世界で初めて開発したポリマーフレーム拳銃

 

WW2時に当時のドイツが考えていた国民車構想で考案したビートルのように、国民に低価格で高性能な拳銃を配布する国民拳銃構想があったが、考案されて間もなくドイツが敗戦したため、1970にこの国民拳銃の構想を受け継いだハンドガンをH&Kは作成することになります。

 

この拳銃のコンセプトとしては、

  • シンプルで確実な動作機構を持つ、
  • メンテナンスが容易であること、
  • 耐久性高く、製造コストが安いこと

などがが挙げられ、更にオプションでは3点バースト可能なストックも用意されていて、マシンピストルとしても運用できる画期的な拳銃を目指して作られた。

VOLKS PISTOL(国民拳銃)のイニシャルと1970年代に完成したことから=HK VP70の名称で販売が開始

 

ですが、思っていたよりも性能やコスト面での評価は不評で当時ではまだポリマーへの耐久度の不安などの理由で商業的に失敗し、いわゆるマイナー拳銃の1つとなってしまいました。

現在ではマイナーさと内部機構やデザインの独自性が評価され、マニアでは人気のある拳銃として高値で取引されています。

メディア作品ではたびたび登場していて、特にバイオハザードではレオンの愛銃として広く知られている。

 

 

タニオコバがモデルアップしたのはVP70の中でもver2と呼ばれる軍用改修型であるVP70Mがモデルアップ!

実物と同様にストックを利用しての3点バースト機能を搭載し、形状、作動性の再現度が高くVP70のガスブロでは唯一のモデルということで人気が高い1丁になっています!

付属品は本体・ストック・マガジンフォロアーローダーロッド・14㎜正ネジ変換アダプター・HOP調整用レンチ・説明書が付属

この個体は中古品だったため説明書・ハーネスプレートが欠品しています。

タニオコバ製 HK VP70M 外観

ファーストインプレッションは個性的な外観の割に機能的にはかなりシンプルなデザインをしているといった印象

 

世界初のポリマー拳銃ということですが、このあたりの時代からHK社は人間工学を取り入れた握りやすいデザインを意識するようになっていきます。

 

現在だけでなく昔のオート拳銃と比べても機能が少ないのでシンプルにだけでも操作しやすいこと考慮したものと感じますね(≧◇≦)

スライドにはVP70の刻印やタニオコバの刻印もあります。

 

スライドだけは色合いが違っていて、マルイの1911のようなパーカライズグレーのような色合いですね。

(正直、悪い意味で色褪せて見えるので好きではありませんwww)

 

スライド自体クラックなんかもなく、状態は悪くはないですね。
この時代のエアガンはそういったところを気にしなければいけないので神経を使いますねwww

マズル周りはこのようによく見ればバレル内部には付属品の14mm正ネジアタッチメントを装備できるようにするためのネジ切が切ってあります。

 

見ての通りこの銃はワルサーPPKなんかとおなじストレートブローバック方式なのでバレルにリコイルスプリングを巻いています。
コンパクトな反面バレルが銃に対して短いのもこの銃の特徴といっていいでしょう。

 

こういった形式の銃はアンダーレールを追加しにくいのもデメリットの1つですね(;´∀`)

操作系も全てトリガー周りに集まっています。

 

トリガー・分解用ラッチ・セフティーが装備されていて、現在では当たり前にあるような、スライドストップやデコッキングレバー・マガジンリリースボタンなんかは存在しません!

部品点数が少ないので操作しやすく、故障が少ないので言うまでもありません!

 

トリガーが特に特徴的でまるでP90のような大型のスライドして引き切るタイプが装備されています。ダブルアクションオンリーの構造なので引き切りが分かりづらいのはご愛敬です♪

タニオコバはデザインに拘っているのでちゃんとチャンバーカバーには刻印が施されています。刻印の中にはプルーフマークもある!

グリップはシンプルそのものですwww

 

グリップ左にはVP70Mの刻印こそありますが、チェッカリングやグリップパネルなどの装備はありません!
若干フレーム自体にシボ加工がされていますが、滑り止めになるほどの効果はありません。

 

ここまでのっぺりなグリップのハンドガンも珍しいですねwww

 

グロックなんかでもちゃんとシボ加工やサムレストが装備されているので、シンプル過ぎるといったところ

グリップ底部にはマガジンリリースレバーが装着されています。

 

このVP70のようなグリップ下に装備されたマグキャッチでは両手でなければリロード操作しにくいので今では珍しい操作系パーツになってしまいましたねwww

因みにレオンはバイオ6でVP70を二丁拳銃で瞬時にガンスピンさせながらリロードしていますwww
あんな事できるのでしょうか?www

 

HKでは伝統的といっていいのか?分かりませんがレバー式のマガジンキャッチが装備されています。

 

今の銃では片手で操作できるボタン式が当たりまえですが、

時代が進んでもHK社はUSPやHK45系統でもトリガーガード下にマガジンリリースレバーを移設することで、未だにレバー式を採用しています。

HK社の拘りが感じられますね~♪

フロントサイトはかなり独特な形状をしています。

ワイドで白いマーキングが、コの字型に塗られています。

背が非常に低いので引っかかることはありませんが、瞬時に狙いを付けるには少し背が低すぎるので慣れが必要

リアサイトはこれといって特徴がないオープンサイトが装備されています。

サイトを覗くとこんな感じで、狙いやすいけど狙いにくいという感想に困るサイトですねwww

 

サイトノッチは大きめで、フロントサイトも幅広なので探しやすくその点は狙いやすい
ですが、フロントサイトの幅が広いせいで数メートル先の缶を狙うのですら正確にできないというのが本音

 

このサイトは全く精密射撃には向きません!
ざっと狙いを付けるためだけのサイトといっていいでしょう。

グリッピングフィールは抜群ですwww

シボ加工などの滑り止めはありませんが、人間工学に基づいた設計でグリップ付け根が細く、グリップ底部に行くに従って、太くなっているので手が小さくてもかなり握りやすい!

 

ハイグリップが可能なのでUSPのようにグリップの角が目立つこともなく非常に握りやすいグリップだと感じます。

お次にマガジン
ご覧の通りサビサビですwww

 

タニオコバ独自のVP70用のマガジンなのでこれだけでも希少価値が高いようです。

実物でもダブルカラム構造のマガジンで、当時の拳銃としてはかなりの高機能だったようで、ここからも最初からマシンピストルとして運用が考えられて作られたことが分かります。

 

通常の9㎜パラベラム弾仕様のガスガンと同じぐらいのマガジンサイズなのでバースト射撃に必要な最低限のガス容量は備えていると感じます。

フォロアーには確認口からはBB弾は装填できないようで、リップから流しこむ仕様のようですね。

一応付属のフォロアーロッドでフォロアーを下げて、BB弾を流し込んでね!って感じのようです。

重量は843gと実物とほぼ同重量です!
正確には20g程度重い感じ

 

ポリマー拳銃にしては少し重い方といった感じです。
銃身が短いので必然的にグリップ部に重量が集中するのでより重いと感じるのかもしれません。

 

サイティング時には銃を構えるまでが少しかったるいと感じるので、重量バランスは少し悪いのかもしれません。

マガジンは275gと普通のガスブロ用マガジンと変わりありません!

普通のマガジンですwww

タニオコバ製 VP70M用 ストック

セット販売品なのでストックも用意されています。
銃本体の単品販売もされていたようですが、この銃の真価はこのバーストストックを使用しなければ発揮されません!

 

このバーストストックには前方は3点バーストアンロック機構が組み込まれていて、後方はVP70M本体を収納できるようになっています。

通常単発射撃のみのVP70Mをバースト射撃可能にするので、
ストック左側面にはセレクターが配置されていて、(1発)と(3点バースト)の2ポジション

ホルスターとして使うにはストック後端の赤丸部分辺りを押し込むとバットプレート部の爪のロックが解除されるので・・・

このように収納できます。

フルセット版では、本体+ストック+ハーネスが付属するのでハーネスがあるとストックと連結させてホルスターとしても使用することができます。

ということでストックの装着です。
ストックの装着は難しくはありませんが、注意点が1つ!

発射ポジションを必ず1(単発)ポジションに設定しておくことです。

 

発射ポジションが(3)のまま装着しようとしても付きませんが、無理くり入れようとすれば、バーストアンロック用のピンがもげる可能性が高いです!

ストックを外す時もポジションが(1)でないとピンがもげる可能性があるので注意が必要ですね。

装着は簡単でストックのアダプター部をVP70の後端上下の窪みにはめて上にスライドさせるだけです。
最後までちゃんとはいるとストック下部のロックレバーが動いてロックが掛かる音がします!

 

逆に脱着時はストック下のレバーを解除しながら下方向にストックをスライドさせる必要があります。

 

外す時は少し抵抗が強く勢いよく外すとストック上側のアダプターが本体のグリップに激突して傷が付きやすいので注意が必要ですね。

ということでストックを装着した姿です!
こいつはスゲェー銃だ!
ハンドガンのくせに3連射だ!弾の消費も3倍速いがね。

 

ここまで来たらバイオハザードでお馴染みの姿になりますね!!
いわゆる(マチルダ)ってやつです!

構えたときは明らかにサイトを狙うことを想定していない!

 

リアサイトはかなりストックに深く頬付けしないと狙えませんし、フロントサイト自体も精密射撃には不向きなのでかなり狙いにくいです。

明らかに弾をばら撒くことでの火力重視に振っているという感じですね。
正直まともにはサイトで狙って精密射撃はできないんじゃないかと思いますwww

 

でも3点バーストは楽しいですwww

因みにストックの重量は531gと全体的にポリマーで作られているので大きさの割には軽量です。

 

ですが、本体に装着すると1.4㎏ぐらいになるので大きさ重さに対して、
マシンピストルとしてはかなり大型、SMGとしては火力不足と感じます。

タニオコバ製 HK VP70M 命中精度

命中精度は27発中14発命中です。
(BB弾はS2S製の0.2gバイオBB弾を使用・射撃距離は約10m程度)

 

個人的にはそこそこ昔のガスガンなので命中精度は当てにしていなかったのですが、意外に当たってびっくりしていますwww

 

フロントサイトの形状が結構特殊な形をしているのでやはり結構狙いが甘くなりがちです。
かなり見やすさに振っているサイトなので精密射撃にはかなり不向きで、社外品のカスタムサイトなんかを付けるともっと当たやすいでしょう。

 

リコイルに関してはマルイのM92Fぐらいのマイルドな感じです。

昔のガスガンなのでガツガツ動くわけではないですが、それなりにシャープに動く印象ですね。作動面では特段ストレスなことはありませんでした。

因みに3点バーストも測定した結果27発中5発の命中精度になりました。

 

単射よりも悪くなることが想定内でしたが、3点バーストだから命中精度が悪いというよりはストック装着によってよりサイトを覗きにくくなった感じが強いです。

狙って撃つというよりもサブマシンガンみたいに弾をばら撒くような使い方を想定しているのでしょう。

 

因みに3点バーストはマガジンが冷えてくるとフルオートになりがちになりますwww

タニオコバ製 HK VP70M 通常分解

VP70の通常分解はマカロフやワルサーPPKなどと同じように分解できます!

VP70のHOP調整はスライドを分解して内部にあるHOP調整用イモネジを回すことで調整することができます。

まずはトリガー前方の分解用ラッチを下方向に引き下げます。

ラッチを下げた状態でスライドを引き切った状態で上方向に持ち上げるとスライドを分解できます。

ということで分解完了です。

少し手間はかかりますが、スムーズに分解することが可能ですね♪

因みにHOP調整用のイモネジはチャンバーポート部分に配置されています。

この銃は既に絶版になっているので荒い使い方をする人は少ないと思うのでサバゲーとかで活躍させる人は少ないと思いますが、一応ある程度の性能を保持しているといった感じです。

タニオコバ製 HK VP70M 評価

レア度
100点
クオリティー
100点
性能
40点
価格
20点

ということでタニオコバ製 HK VP70Mの紹介でした。

 

バイオファンからすれば念願の一丁なので感激です(≧◇≦)

GBB作動方式のVP70はやはり迫力がありますし、すでに廃版になっている事を考えると入手難易度も高くなっていく一方だと思うモデルなので大切にしていく必要がある一丁だとも感じます。

性能に関しては正直良くも悪くもないといった感じで、作動性能、リコイルなどはマルイのM92Fレベルでしょう。

 

 

このVP70の最大の問題点はすでに廃版なのでパーツがありません!!

つまり壊したらそこでジ・エンドです!!
最終的に壊れたら頑張って直すか、ジャンク品として保管するかになるので、コンディション維持が大変だと思います。

作動させた感じ、致命的な構造の弱さはもっていそうに無いので、無茶な扱い方をしなければ壊れないと思いますが、
耐久テストをした訳ではないので分かりません(耐久テストもしたくはありませんwww)

 

 

通常の射撃程度であればピストンカップの補修パーツぐらいは今でも手に入るし、良くも悪くもハードキック系のリコイルがあるモデルではないのでスライドなどの耐久性は比較的高いと感じます。

それでも壊したくない人は3点バーストやマガジンを熱ち熱ちに温めての射撃は控えた方が無難です。

 

金属パーツもご覧になった通り色褪せや錆が発生しています。
湿気がある場所に長年放置していたら、腐食が進んでしまうので注意が必要でしょうね。

 

 

こんな感じで貴重なモデル特有のコンディション維持の難しさもありますが、マシンピストルとしても考えてもエアガンではそう多くはないカテゴリーのモデルでしかも人気なモデルでもあるので、プレ値がついてお高めですが、欲しい人は一度手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

こういう絶版希少モデルの中ではまだ手に入れやすく、壊れにく部類なのでバイオファンやレオン好きにはオススメできる希少な一丁だと感じます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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