今回は前々から欲しかったE&LのAKMを購入しました。
AKMとなるとLCTとE&Lと悩むところなんだけれど、ヤフオクを見ていたらE&LのAKM(DXバージョン)が出されていたので38000円で落札しました。
中古でこの価格だとはぶっちゃけ高すぎて快感すら覚えます(笑)だけれど、元が高いだけあって質感や装着されているパーツは耐久性や操作性、外観を損なわれないパーツがちゃんと付いています。
E&LとLCTどちらもリアルな外観に評判があってE&Lは少し荒々しい仕上げといった印象。LCTはボルトなどの構造がE&Lよりもリアルになっているといった感じ。「やっぱりAKは粗々しい方がいいなぁ」と思っていたから丁度良かったかもしれません。
E&L AKM のスペック
E&L AKMのスペック
- 重量:3850ℊ
- 材質:スチール・合板・強化プラスチック
- 全長:905mm
- 装弾数:120発
- 作動方式 電動フルオート・セミオート
AKMはAK47を近代化改修したアサルトライフルです。基本的な構造はベースとなっているAK47と同じ構造を踏襲していますが、斜めに切られたマズルブレーキ、強化リブが追加されたトップカバーなど各部強化されています。
弾薬もAK47と同じ7.62×39㎜弾を使用できるので文字通りのモダナイズドAKになっています。
このE&L AKM はDXバージョンなので通常のスチールやウッドパーツを使用したAKMにクイックリリーススプリングver3メカボックス、CNCワンピースシリンダー、POMピストン14歯(3枚金属)、9mmボールベアリング軸受け×6、CNCフルスチールギア、ハイスピードモーター、銀配線など内部の作動性や耐久性も考えられた特別仕様になっています。
カスタムするのならベースがいいので、パーツ代が安く済みそうですね。内部のシム調整、グリスアップ、モーター変更辺りをすると結構性能が高くなりそうです!
中古ということで多少のダメージがあること覚悟で購入しましたが、かなり状態は良いほうだと思います。
箱を開けたら早速AKMがバーーン!と鎮座しています。箱からもちょっとした高級感がありますね。
スチールということもあって写真越しに見てもフレームが少し青みがかっていてすごくカッコいいですね。
箱の中には本体のAKM、AKスチールマガジン、 緑のオイルボトル、クリーニングツール、説明書が入っていました。
マルイ製の電動ガンにはオイルボトルとかは入っていなかったので、ボトル見た時に「何なのコレ?」ってなりました。
ググってみたらオイルを入れるボトルって分かったんですが、中身は入っていないのでBB弾を入れておくと丁度いいと思います。もちろん使いませんが!
説明書は銃本体に塗られているオイルが染みるのを防ぐためにフィルムに入っています。この表紙を見るだけでも他のAKが欲しくなってしまう。
ウッドストックのAKもいいですが、ブラックストックのモダンAKもカッコいいですよね~。。。やべぇ欲しくなってきた、、、AKM買ったばっかなのに(笑)
おまけアイテムはこんな感じです。クリーニングツール、オイルボトル、スペアヒューズがありました。多分使わないと思いますが、雰囲気を大切にしているのでしょうか?
あと箱開けた時に思ったのは結構臭いなぁ~って思いました。多分木製ストックに使っているニスの匂いだと思います。
個人的にはあまり好きじゃない臭いですね。酸っぱいような独特な臭い、、、それこそ古い家具のような、、、
これが入っていたクリーニングツール すべて金属製です。エアガンにこれ使ったらインナーバレルに傷付いて大変なことになりそうなのでやはり雰囲気を楽しむアイテムなのでしょう。
これも多分使うことはないと思うので、これもオイルボトルと同様に箱の中で眠っていてもらいます。
この角度でストックを見るととてもきれいな木目が見えますね。ニスも綺麗に塗られていて触ってみるとツルツルです。でもやっぱり臭いがきついなぁ~ホントに消臭剤入れてくれよ。
取り出してみるとこんな感じで、AK74系のようなマウントレールを取り付けるサイドレールはついておらず、シンプルな外観です。
ハンドガードを見るとなんか少しニスが多いのか、赤が強くて少し思っていた色と違いました。AKのウッドストックは赤みがかった茶色って感じのイメージが強かった僕ですが、このE&LのAKMに感じた色合いはマホガニーに近い色合いです。
こう画像でみるといい感じの色合いに見えるんですけど、実際には結構赤いニスです。
塗り方も上手いのかゴミなんかも入っていないので逆に綺麗すぎてAK=汚いという先入観からなのか違和感を感じてしまう。←多分偏見
こちらも画像からはハンドガードと同じ色合いに感じられるのですが、ハンドガードよりも赤みが薄くなっていて僕がイメージしていたAKのイメージに近かったです。
明るいところで見比べるとやはりハンドガードとストックの色合いが異なっているので、多分ハンドガードの方がニスをたっぷりと塗りたくられているのでしょう。
E&Lは粗々しい仕上げと思っていたのですが、思っていたよりもかなり綺麗な仕上げですね。もっと粗々しい仕上げだと思ていたので「以外にきれいじゃん!」っていうのが素直な感想。
さぁさぁこのAKMで一番がっかりした所がこのグリップです。
高いAKMだったらベークライトの色調を少しは再現してあってほしかったのですが、こげ茶一色のAKグリップ装着されていました。
ほかの外観が素晴らしいだけにこのグリップだけ「なんか手を抜いたのかな?」って思ってしまうほど、リアルな外観のAKMから浮いてしまっています。
ここは本当に残念です。すごくリアルでなくてもいいから多少は雰囲気に合わせた塗装をして欲しかった、、、
バッテリーはトップカバーを外したところに収納する感じです。LCTだとストックプレートをネジを回して収納しないといけないのでここはE&Lの方が便利ですね。
ただ現在バッテリーがすべてお釈迦になっているので試射すらできない状況なので収納するのは先の話になりそうです。
チャージングレバーは抵抗なくガシャガシャ気持ちいい音をならして動いてくれます!もちろんスチールなので耐久性もばっちりです。ハンドルがもげることはないでしょう!!
マガジン挿入口にはE&Lのロゴが入ったマグウェルが装着されています。DXバージョンには標準装備されていて、これのおかげでスムーズにマガジンチェンジが可能になります。
DXバージョンの特徴の銀配線と赤いホップアップダイヤルが見えます。
サバゲーはやらないのであまり発射性能を重視していないのですが、今まで赤と黒の配線が銀色になっているととてもカッコいいです。こういうのを宝の持ち腐れっていうんだろうけど気にしない!
メカボにもDX専用装備がされているようですが、メカボを取り外さないといけないので今回は紹介できるのはここまでですね。
E&L AKM の評価
という感じでAKMをざっと見ましたが、ヤバいですね(笑)マルイのAKを見たことがある身からするとこのリアルさを知ってしまうともうプラスチックのボディーには戻れませんね。
メリット
- 圧倒的なリアルさ!
- 材質が実物と同じ鋼材と木材
- バッテリーのアクセスが簡単
このE&LのAKMは約37000円でヤフオクで手に入れましたが、DXバージョンは新品で45000円程度、ノーマルバージョンで38000円ぐらいします。
スタンダード電動ガンの中でもAKで4万というのはかなり高いです。次世代電動ガンが買えちゃうレベルですもん、、、
マルイのスタンダード電動ガンはフレームがプラなのでE&LのAKMはリアルウッド・フルスチールなので素材がそもそも違うので仕方がない事でしょうが、さすがに4万円越えの電動ガンが安いとは言いづらいです、、、
E&LのAKの方がマルイ製よりも外観は抜群にいいですね。このメリットははっきり言ってこのE&LのAKM最大の売りの一つでしょう!
フルスチールの恩恵で剛性が凄いです。がっちり力を入れてもフレームが鉄なので有り余る剛性を堪能することができます!
マルイ製のAK47とかは亜鉛合金とプラスチックが多用されているので剛性が心もとなかった。ちょっと力を入れれば、ミシミシなったりして、、、でもE&Lは全く軋まない!!素晴らしい!!
バッテリーの配線はトップカバー開ければいいだけなのでLCTと比べるとアクセスが楽で大変いいです。
デメリット
- 価格が高い
- メンテナンスが大変
- 仕上がりに粗が目立つ
マジでニス臭い!!!
この匂いを消すにはニスを剝がすしかないのでどうしようもないですが、我慢すればいいだけとも言えるんですが、この匂いは好きになれそうにないです。
個人的にはフルスチール・リアルウッドのAKMが欲しかったので非常に満足できる一品だったんですが、元がかなり良かった半面でここはどうなの?って思うところがあったりと気になるところがはっきり出てしまいましたね。
主にグリップなんですが!!
ストックの色合いも少し赤みが強かったり、綺麗すぎると感じるので塗装とフレームのアンチエイジングを少ししていきたいですね。
あとはフレームがスチールなんでメンテナンスしないと簡単に錆びます。他の銃よりも多くメンテナンスする必要がありそうです。