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KSC(KWA)製 MEGA MKM AR15をレビュー!PTSと共同開発したメガアームズの軽量&高剛性ハイエンドなAR15ガスブロを紹介

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今回は少し変わったAR15が欲しいと思って購入した
KSC(KWA)製 MEGA MKM AR15の紹介です。

 

AR15は今では多数のカスタムメーカーからパーツがたくさんリリースされています。
ナイツやダニエルディフェンス、ガイズリーなんかは米軍も採用しているぐらいなので結構有名ですよね(#^^#)

 

ですが、民間AR用のカスタムパーツメーカーはもっとあります。
MEGA ARMS(メガアームズ)のその内の一社でアメリカではなかなか人気がある模様です。

 

今回のは数あるAR15のクローンモデルやカスタムモデルの1つですが、
メガアームズ社が得意とする航空機用アルミ材パーツの技術を使い製作されたハイエンドなAR15です。

引用:ドールズフロントライン ST AR15 mod3

僕は今回ドールズフロントラインに登場するST(スパイクタクティカル)AR15のMOD化後に装備している
プライマリーウェポンであるSPRを再現したかったので購入しました(;^ω^)

 

ドルフロでカスタムされているAR15はMKM仕様ではなく、
社外のハンドガードにも対応したビレットレシーバーモデルなのでカスタムが必要ですね。

カスタムする前にMEGA ARMS MKM AR15を見て行こうと思います(`・ω・´)ゞ

KSC(KWA)製 MEGA AR15 スペック

KSC(KWA)製 MEGA AR15 スペック

  • 全長           810~894㎜
  • 重量    3215g
  • 弾丸    6mmBB弾
  • 作動方式  ガスブローバック式フル&セミオート
  • 装弾数    40+1発
  • 価格    56200円 (新品税別・メーカー希望小売価格)

メガアームズ社はアメリカのワシントン州セントラリアに拠点を置いている銃器カスタムパーツメーカー
ハイエンドなAR15 用カスタムパーツを製造することで知られていて、アメリカではファンも多いカスタムメーカーです。

 

航空機パーツや重機用のパーツも作っているため、切削精度が高く、
航空機材として使用しているビレットアルミニウム合金を使った商品を得意としている。

そのためアルミ材でありながら軽量&高剛性なためAR15のレシーバー等で高いスペックを発揮している。
( なお2017年度にメガアームズ社はゼブテクノロジー(ZEV tech)に吸収合併されています。)

 

 

メガアームズはAR15のパーツを生産、
ゼブテックはグロック用パーツの生産を得意としていて、

吸収合併後もどちらのブランドやパーツもそのまま残すとなっていますが、
一部のパーツなどは生産終了&刻印変更などのマイナーチェンジがされているようです。

なので一部の吸収合併前に製造されたカスタムパーツにはプレミア価格がついている模様

 

 

この紹介するガスガンはKSC(KWA)製のMEGA AR15はMEGA ARMSとPTS、KSC(KWA)の共同開発のエアガンです。

 

メガアームズのAR15の中でも
キーモッドレールのMKM専用ハンドガードとMKM専用のビレットアッパーレシーバーを装備したMKM AR15を今回は紹介します。

 

内部のエンジンにはKSCのシステム7twoを使用していて、
外装は実銃同様にアルミ材が使われたPTSとMEGAの合作ですので作動や動作音は金属感が響くリアルな仕上がりになっています。

本体の他に説明書、BBローダー、保護キャプ、六角レンチが付属。
本来はホップ調整用レンチやBB弾も付属するはずですが、これは中古で手に入れた個体なので付属していませんでした。

 

今回紹介するモデルは、厳密にはKSC製ではなく海外仕様のKWA製ですが、
KSC製と仕様が少し異なるぐらいで完全に互換性があるOEMモデルなのでほぼ同一と思っていいでしょうね(;^ω^)

というかKWAの方が本家本元でKSCの方がOEMと言われているのでこっちのAR15が本家といった感じですね(;´∀`)

KSC(KWA)製 MEGA AR15

ファーストインプレッションは数年前のAR15といった印象がありますね。

現在はキーモッドよりもM-LOKの方が主流になってるので久しぶりに見たなといった印象ですし、ハンドガードもフリーフローティング構造を採用している割には握ると太い

 

ですが、アッパー&ロアフレームは肉厚の強化リブを採用した形になっているのに、
通常のAR15よりも一層軽いのでカスタム次第ではとても扱いやすい銃にすることができそうです!

MKMの特徴はこの専用設計のキーモッド企画のハンドガード

今のM-LOK規格のハンドガードと比べると太めに感じます。
コスタ撃ちスタイルで構えれば握りにくいのが一目瞭然ですね(;^ω^)

 

ハンドガードの根元を見れば分かりますが、
現在のハンドガードは根本だけ太く握る部分は細く設計されています。
でもMKMのハンドガードは根本から先端部まで一貫して同じ太さで形成されています。

 

シンプルなつくりですが、その分頑丈で、
通常のAR15系統の様にバレルナットを挟み込んでハンドガードが止まっている訳でなく、
フレームに六角スクリューでがっちり止まっているので、剛性は他のAR系統よりも間違いなく上ですね(#^^#)

ハンドガードとアッパーフレームがこのMKM専用設計になっているので
社外のハンドガードがこのままでは付きません!

言い換えるとこのメガアームズのMKM AR15にはこのままではこのハンドガードしか使えない!

 

汎用性がないのはデメリットなのですが、専用設計ということもあって通常のハンドガードよりも高い剛性があるようで
簡単に軋むようなことがないので使いようによってはこっちのハンドガードもアリでしょうね!

 

正直すでにキーモッドレール自体少し前のレール企画なのでM-LOK規格で細いハンドガードが欲しい所ですが(;´∀`)

アッパー&ロアフレームはメガアームズ社のビレットアッパー・ロアレシーバーをバッチリ再現したスクエア形状の強化レシーバー!最高です!

特徴的なMEGAの刻印も再現されていて雰囲気はとてもいいのです。
材質も実物を再現してアルミのようですが、実物はハードアルマイト処理がされているとのことですが、エアガンではどうやら塗装の様ですな(´・ω・`)

 

剥がれにくいのですが、多分マグウェルなどの部分は剥がれているのを見ると2~4H程度の硬度のウレタン塗料なのではないかと・・・

トリガーガードは完全一体型で社外品などには交換できません!

 

トリガーもメガアームズのオリジナルの4ホールトリガータイプのカスタムトリガーが標準装備されています。
なんかガバメントのトリガーみたいで面白いですね♪

 

あとセレクターのAUTO刻印はエアガンということで装備されていますが、
AR15の民間モデルは基本フルオート不可なのでAUTOの刻印はないはずですよね。
この部分はエアガンなのでご愛敬といったところ。

刻印がマルチキャリバーなので実銃ではバレルなどを交換すれば多数の口径にモジュラーチェンジができるようです。

実際通所の5.56×45㎜NATO弾を使用するモデルもあれば、
ドルフロのように.300 AAC ブラックアウト弾などの仕様もあるようですね。

グリップは見慣れたオーソドックスなA2グリップが装備されています。

ストックは通常LMT社のクレーンストックを装備されているのですが、前オーナーがストックを交換していたためとりあえず手持ちに合った社外クレーンストックに戻してあります。
確かCYMA製だったかな(。-`ω-)

 

変なガタツキもなく伸縮もスムーズにいくことからほとんどのストックは問題なく交換できそうだ!

チャージングハンドルも通常のM4に装備されているコルトタイプのチャージングハンドルが装備されています。
現在ではアンビ仕様のチャージングハンドルが多数あるので、カスタムARではちょっと物足りないと感じますね(´・ω・`)

 

ですがマルイやVFCなどと違ってKSC(KWA)製のガスブロM4はカスタムパーツが乏しいので装備できるものが少ないのが難点ですなぁ~

サイトは通常のLMT社タイプのアイアンサイトが装備されています。

 

フロントは専用ツールで上下調整可能、リアはダイヤルで左右調整とサイトホールを大小切り替え可能です。
とは言ってもほとんどの人が光学サイト乗っけたり、フリップアップサイトに交換すると思いますが…

 

サイティングは通常のM4A1と変わらないので正直新鮮みはないというのが正直な感想ですね(;´∀`)

銃 右側面には本来ないはずのプリントマーキングで刻印が多数ありますwww

PTSの刻印で、正直目立つのでここはシールか何かにしてほしかったところではあります。
消そうと思えば消せるはずですが、下の塗装が耐えるか微妙…(-_-;)

 

セレクター部にはポジション表記はこちらはありません。
因みに実銃ではFIREとSAFEの表記が左右どちらにもあるのですが、製造されていた時期などにもよるのかもしれません。

 

とりあえずエアガンでは右側にはセレクターポジション表記はありませんね(´・ω・`)

ガスブローバックなのでちゃんとボルトの作動も再現されてます!

因みにKSC製は亜鉛製ボルトですが、KWA製はよりリアルなスチールボルト仕様です。
KSCの方にもアフターパーツでスチールボルトを入れることができますが、最初からスチールボルトが入っているのはうれしい所!

 

ボルトにはちゃんのロッキングラグが装備されていて、レシーバー側にはロッキングリセスも再現されています。
流石はKSC(KWA)製といったところで、よりリアル派なAR15のガスガンといった細かい再現をしてくれています。

チャージングハンドルを引き切るとこんな感じでフルストローク!
チャージングハンドルのスプリングのテンションは重めでマルイのMWSより硬く感じられます!

 

引いて離せばスチール特有の響く金属音が鳴るのでとってもリアルで操作感は抜群に楽しいですね♪

正直操作面のリアクションは圧倒的にKSCの方が楽しいです。

重量は3.3キロと結構重いのですね…(。-`ω-)

バランス的にアルミを使ったフレーム部は結構軽く感じられるのですが、ハンドガードなどのフロント部がかなり重い感じがします。

マガジンも重量があるのでどうしてもフロントヘビーになりがちです。

ガスブロなのでマガジンは重いですね。
558gなのでマルイのガスブロ用Ⅿ4マガジンよりも90g~100g程度重い計算になります。

 

因みにこのマガジンですが、銃に装填した時の音だけはマルイのフレームに響くような金属音には敵いませんwww
普通にカチッとハマる音だけで金属音はしません!正直電動ガン以下の装填音ですよwww

KSC(KWA)製 MEGA AR15 テイクダウン

テイクダウンは通常のM4と同じくセレクター後方にあるテイクダウンピンを押して外します。

ピンは抜け防止が入っているようで完全には外れません!
指で押すとちょうどいいテンションで押し出せるので、マルイよりもテイクダウンはしやすい印象です。

テイクダウン後はチャージングレバーとボルトユニットを取り外すことができます。

フレーム内部のハンマーユニットはこんな感じで、マルイよりはリアルですね。
流石にモデルガンには及ばないまでも結構頑張って再現している方だと思います。

これで作動も悪くはないので、よりリアルな内部機構が欲しい人はモデルガンを買いましょう!

アッパーフレーム前方のチャンバー部分
ロッキングリセスのギザギザの中にホップ調整用レバーがあります。

 

このギザギザに調整用レンチを当てて回して調整しないと考えると正直調整しづらい。
クリック感も分かりにくいので素早い調整は慣れが必要です。

因みにスチールボルトの重量は242gありました。
結構重いですね!

 

スチールなのでオイル切れで錆びるので定期的なメンテナンスが必要になります。
といっても亜鉛ボルトでも錆びるのであまり変わらないか…(-_-;)

KSC(KWA)製 MEGA AR15 命中精度

装弾数は公式スペックでは40発でしたが、最後まで入らなかったので35発で計測
(BB弾はS2S製の0.2gバイオBB弾を使用・射撃距離は約10m程度)

 

作動性ですが、思っていたよりかなり良い印象です!
重めのリコイルにスチールの金属音はたまらないの一言です!

 

この記事を書いている2022年8月現在マルイからM4 MWSガスブローバックが販売されているのでそちらとどうしても比較してしまいますが、

  • 作動の安定性、ガスの持ち、命中精度は圧倒的マルイ!
  • 作動のリアルさ、リコイルはKSC

10m程度の命中精度は悪くなく、むしろ長物ガスブロの中では結構優秀だと感じます。

 

流石にボルトが重いということがあって1チャージ1マガジンの作動が限界ですが、

とてもリアルな作動音と操作感、操作時のリアクション等お座敷シューターだけではなく
リアル派のサバゲーマーにもツボに来る一丁
ではないかと思います。

因みにマガジンはマルイのBBローダーがそのまま使えたので結構ストレスなく装填が可能でした。

KSC(KWA)製 MEGA AR15 評価

レア度
90点
クオリティー
80点
性能
60点
価格
40点

ということでKSC(KWA)製のMEGA ARMS MKM AR15の紹介でした。

 

かなり楽しいガスガンですね♪

確かにマルイのMWSには実用面は勝てませんが、

作動音やリコイルは間違いなくこっちの方が気持ちいい金属音を奏でます。
ボルトの閉鎖時の金属音は最高です!

 

しかも命中精度も悪くありません!
10メートル程度とはいえある程度まとまっているので長物ガスブロでは優秀な部類であるのには間違いないでしょうね!

ガスの持ちはまぁ…
リコイルとのトレードオフということで1マガジン分しか持ちませんが(;^ω^)

 

アメリカで人気があるメガアームズのAR15を再現しているのはKSC(KWA)ぐらいしかないはずなので、メガアームズのAR15 を使いたいとなれば必然的にKSCのガスブロかPTSのアッパー&ロアーキットを加工して電動ガンなどに突っ込むしかありません!

 

希少性もあるのでコレクションにも最適でしょうね。

変わったリアクション重視のガスブロAR15が欲しい人にオススメです!
マルイのMWSを持っているなら違いを感じてほしい1丁です(#^^#)

 

因みこの記事を書いた後でこのメガアームズのAR15をドルフロのST AR15風にカスタムしていきたいと思います。

これだけ良いベースの銃なので外装をしっかり仕上げたらとてもいい銃が出来上がりそうですね。

因みにドルフロのプライマリーを再現しよう!と同じことを考えている人向けに言うと、
ドルフロの完全再現はほぼ不可能だと考えてください!

 

特にドルフロのAR15 mod3がプライマリーのSPRに使用しているウェッジロックハンドガードは16インチ キーモッド仕様なので、
メガアームズが合併する前に生産されていた代物…

 

新品での入手は難しく、中古品ですらプレミア価格がついているようです。

ZEVから16インチM-lock仕様が販売されていますが、
価格は4万5000円程度で税関にも引っかかる可能性があるので長さを再現するだけでもかなりお高いカスタムになりますね(;^ω^)

 

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