今回は独特なシステムと外観から異彩を放っていたエアコッキングハンドガンであるマルイ製H&KP7M13 エアコッキングガン10禁を手に入れました。
この形どうです?めちゃそそられません?
このH&K P7M13はメチャクチャ有名という訳ではないです。ガバメントとかベレッタに比べるとなんじゃこりゃって感じだよね。
それもそのはずでこの銃はあまりモデルアップされていないし、メチャクチャ性能がいいわけでもない。
ガスガンでは昔MGCがガスガン出してたのかな?それぐらいしか他のメーカーさんで出しているのは思いつかないけれど、他にあったかな?
有名どころでは名探偵コナンの安室透がシルバーモデルを使用しているんですが、この銃はマニアックすぎるのかそこまでメディアでの露出は多くない。
ただこのデザインは他の銃では絶対に見ることができない!そう絶対に!!
マルイ製 H&K P7M13 スペック
マルイ製 P7M13 スペック
- 全長 173㎜
- 重量 270ℊ
- 弾丸 6㎜BB弾
- 装弾数 22+1発
- 作動方式 エアコッキング式セミオート
- 価格 18禁HG 3500円・10禁HG 2500円(新品税別価格)
H&K P7M13はドイツのH&K社が開発したオートマチック拳銃(P7シリーズ)のバリエーションの一つ
実銃では装弾数13発のダブルカラムマガジンを使うため、P7Ⅿ13はシリーズの中でもグリップが太い部類になっています。
P7M13には独特で唯一無二の(スクイーズコック)機能が搭載されていて、これはガバメントのグリップセフティーのように握り込んだらセフティーが外れて撃つことができるようになるというシステム。
ガバメントと違うのは大型のセフティーレバーがグリップの前側にあってすごく操作しやすい!そのおかげでグリップがかなり大きくなってしまったのがデメリット。
それでもドイツ警察では以前に正式拳銃として使用していたこともあって性能は高くて、コンパクトな銃としてたまに映画でも登場します。
東京マルイからはエアコッキングガンとして販売されていて、10禁バージョンと18禁バージョンが現在でも販売されています。
最初に思った感想が不思議な感じで大きいけれど小さいといった感じでした。意味わからないですよね(笑)
グリップが太いおかげで銃自体はメチャクチャごつく大きく見えるんですが、実際はUSPコンパクトなどのサブコンパクトピストルと同じぐらいの大きさですごくコンパクトだったんです。
相変わらずドイツ勢はわけがわからない・・・面白いもの作りやがるぜwww
マルイ製 H&K P7M13 外観
という感じで手に入れたP7Ⅿ13の10禁エアコキなんですが、一言言って面白い!!
なんというかぱっと見の外観はデッカイといった印象だけれどいざ持ってみると小さいって感じる不思議な銃です。大きさは大体USPコンパクトと同じくらいのサブコンパクトガンクラスと同じ大きさ。
エアコキでもしっかりとギミックは再現されているし、シンプルだけれど普通の銃とは違ったデザインがまた面白い。
やっぱりマイナー銃は楽しいなぁ~
だってどう見たって変態チックじゃないですか!
ガバメントもいい!ベレッタもいい!だけれどそんな名銃はイケメン過ぎて飽きちゃうからそんなときには癒しを与えてくれるのが変態銃ですよ!!
左側側面のスライド部分にはP7Ⅿ13の刻印とH&Kの刻印が入っています。エアコキだしプラスチッキーな感じは相変わらずなんだけれど、スライドの切削痕みたいな筋が個人的には良きです!でもメイドインジャパンの刻印は邪魔!!
右側側面にもなんやら刻印がありますが、よく見たら鷲のプルフマークまで再現されてる!すげーです!雰囲気出てるよ!
あとちょろっと見えてますが、トリガーガード部分にはネジが見えてます。これは値段から考えても仕方がない。
P7M13の特徴的な極太グリップには(H&K P7Ⅿ13)の刻印
さらに前方にはちゃんと再現してある(スクイーズコック)のグリップセフティーがついています。
もちろん作動するし、セフティーとしてもしっかりと機能します。
本当にこの再現度はすごい!さすがマルイさん!!だってコレ エアコキですよ!2~3000円のクオリティーじゃないですよwww
こんな風に握り込んでグリップセフティーが押し込まれたらセフティーが解除されます。
グリップセフティーは握りやすいようにチャネリングがありますね。このチャネリングのおかげで太いグリップでも少しは握りやすいです。でもデザートイーグルとかよりも下手したらグリップ太いかも(笑)
あとトリガーガード根元にあるのはUSPとかと同じタイプのアンビセフティーが装着されています。でもUSPとかと違って指の肉ははさみにくい感じ。
リアサイトにもネジがありますね。でも2か所しかネジがない。他のエアコキならネジまみれの奴もあるからよく設計されています。
あまりにも太いけれど握りやすいって感じで握ってみると不思議な感じ。手が小さい方なんで握り込んだらこんな風に指の長さが足りません(笑)これは面白いwww
やっぱり画像から見てもぱっと見は大きいんですよ。でも握ってみるとすごくコンパクトなんですよ。ほんと新鮮な銃です。
警察機関に採用された拳銃だからちゃんとランヤードリンクも設置されています。邪魔にはならないけれどプラ製なんでランヤードなんて付けたら簡単にポッキーになるでしょう。
コッキングしても排莢ポートはオープンしません。ここも値段から考えると仕方がない部分ではあります。
サイティングすると簡単なドットもないサイトです。
あとスライド、フレームにはモナカ構造の合わせ目が目立ちます。
気になるのが後端部分の丸い部分。これワルサーP99とかに装備されているコッキングインジケーターですね。
グリップの上側にあるボタンはダミーで機能しません。確かこれはテイクダウンボタンだったかな?
そしてインジケーターなのですがコッキングしていないと何の変化もありません、、、
コッキングしているとこんな風にニョキッとコッキングインジケーターの棒が飛び出ます。面白いギミックですよね。これで発射可能か安全かを瞬時に判断できます。
マガジンも割りばしマガジンではなくリアルタイプのマガジン。
P7Ⅿ13はダブルカラムマガジンなんで太いはずなんですが、意外にも小さいです。ベレッタのエアコキの方が大きいかも?
マズル部分はシンプル!リコイルガイドもなく銃口だけ見えているタイプです。
今ではリコイルガイドなんて当たり前なんでシンプルで逆に新鮮!!
エアコキだから重量は軽いよね。マガジン込みでも270gなんで持ってても何のストレスもない。
ヘタすりゃそこらへんのスマホよりも軽いかもしれない。
マルイ製 H&K P7M13 命中率
P7M13をS2Sの0.12ℊの弾で10m程度で射撃した結果は22発中11発命中!
10禁でパワーがないことやBB弾が0.12gと軽量なので10m程度の射撃で結構ばらけます。
腕の問題もありますが、画像の中央ではなく×印の部分を狙わなければ、もっと当たらなかったwww
もっと当てたかったら18禁を買ったほうがいいけれど、室内で気軽に遊びたいのならコッキングが軽くて音も控えめな10禁の方がやっぱりいいです。
マルイ製 エアコキ P7M13 評価
レア度 | 50点 | |
---|---|---|
クオリティー | 70点 | |
性能 | 50点 | |
価格 | 100点 |
ということで今回ゲットしたH&K P7M13なんですが、10禁エアコキなんで約2500円程度とかなり安い!
ただ安いだけなら他に言うことはない。だけどそこはやっぱりマルイ製だけあって値段以上のクオリティーの作りが素敵です!
P7M13らしい(スクイーズコック)のギミック、リアルタイプのマガジン、コッキングインジケーターと「本当にこれはエアコキなのか?」と感じるほど再現されている。
もちろん排莢ポートやテイクダウンボタンはダミー、ネジも2か所見えていますがそれを考えてもデザインや機能も再現されている。
これを考えるとやっぱりコスパいい!かなりいい!!
ベレッタやガバメントを一通り持っていますが、ガスガンではないエアコッキングでここまで楽しめるなんてマジでいいです!
普通のエアガンとかに飽きている人!!マルイのエアコッキングP7M13は楽しいですよぉ~ 安いしギミックを楽しめるのでエアコッキングの珍銃ってメチャクチャいいですね。
手軽に色んなモデル楽しめるし、マイナーなモデルもある!マルイさんもっとマイナーな銃をエアコッキングで再現してください!!