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KSC製 CZ75(2nd ver)レビュー!世界で高評価の最高のコンバットオートが美しい!

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今回はKSCから販売されているチェコスロバキアの名銃であるCZ75のレビューです。

チェコスロバキアからは意外と名銃が送り出されていて、スコーピオンことVZ61なんかはメタルギアなんかでは有名ですね。

 

意外と隠れた名銃があるチェコスロバキアですが、CZ社の拳銃でも1975年当時に最高峰のオートマチックピストルが人気になりました。
それが今回紹介するCZ‐75です。

 

CZ75は当時高い命中精度でシューターから高い評価を受けていました。

エアガンでもモデルアップしている各社メーカーからは「世界最高峰のコンバットオートマチックピストル」なんていうキャッチコピーで売り出されていますが、どうやら.45ACP弾仕様であったらということらしいですが(;´∀`)

 

その後にこのCZ‐75を元にしてブレン・テン10㎜オートが作られるに至りました。
それでも命中精度が高いことや独特なフォルムから魅了される人がいてファンも多い拳銃です!

KSC製 CZ‐75(2ndバージョン)スペック

KSC製 CZ-75(2ndバージョン) スペック

  • 全長   206㎜
  • 重量   830g
  • 弾丸   6mmBB弾
  • 作動方式 ガスブローバック式セミオート
  • 装弾数  23+1発
  • 価格   22000円(新品税別価格)

今回紹介するのはKSCが製造しているシステム7搭載のCZ75(2ndバージョンHW)です。

このCZ75は後期型のいわゆるロングレールといわれるフレームを採用した2ndバージョンになっています。

実銃では前期型のショートレールフレームの1stバージョンがマニアから高い評価を集めていますね。

 

1975年当時はまだチェコスロバキアは共産国家だったために制作費を気にすることなくスライドに硬い鋼材を使って削りだしたため強度と精度を確保できたようです。

 

ただこのCZ75が売れるようになってからは、生産数を増やして資本主義の東側に輸出するために大量生産をすることになり、そのため切削機の刃をもたせる為にスライドの材質を変更

材質の変更で落ちた強度を補うためにロングレール化したものが2ndバージョンになります。

なので実銃では前期型の生産数が少なく、強度が高い1stモデルの人気が高いようです。

 

KSCからはガスガンとして1stバージョンと2ndバージョンが販売されています。

1stバージョンは実銃の評価が高いので人気が高いのは言わずもがなですが、
2ndバージョンも商業的に成功したモデルでロングレールのフレームはFN・ブローニングハイパワーの様だという人も多くてデザイン的に人気が高いです。

 

1stバージョン⇒命中精度や剛性が高いとして評価が高かった銃

2ndバージョン⇒大量生産やデザインで人気が出た銃

 

というような感じでしょう。もちろんエアガンは精度的にはあまり変わりないので、完全にデザインの違いになります。

付属品はいつもの説明書や保護キャップ・BB弾少々・ホップ調整用レンチがついてきます。

KSC製 CZ‐75(2ndバージョン) 外観

モデルこそブローニングHPやシグP210などをモデルに作っていますが、
ガバメント系のクローンのような派生形という訳ではなく、CZ社のオリジナルモデルのハンドガンになっています。

 

特徴としては細見なデザインにスライドを包み込むように作られているフレームでしょう。

SIGP210と同じ方式の結合方法によって命中精度を高くする効果があるそうです。

ホールドオープンさせるとひと昔前の銃ということもあってリコイルスプリングガイドはありません。

綺麗なシルバーメッキのバレルのみ出てきます。

スライドは他の拳銃とは違う結合方法を取っているので上下幅は小さくちょっと引きにくいのがデメリットですね。

スライド左側にはCZ社の刻印があります。
ちゃんと(MADE IN Czechⅽ Slovakia) になっています。KSCさんはやはり刻印まで丁寧に作ってくれるのでありがたいです((*'ω'*)

逆に右側にはほとんど刻印がありません。

21047のナンバーやプルーフマークぐらいですね。

プルーフマークは2nd バーションと1stバーションではマークが違うそうです。

排莢ポート部分の刻印もレーザーできれいに刻印されていますね♪細かいところまできれいです。
フレームにはプラスチック特有の湯ジワがありますが、許容範囲内でしょう。

銃口側はブローニングHPをモデルにしたということもあって切削されているのが似ていますね。

今回のは2ndバージョンなのでフレームについているレールが延長された(ロングレール)タイプのフレームになっています。

1stバージョンと違って鋼材を変更したことによって不足した命中精度をフレームを延長したことによって補ったということですね。

フレームの先端部にも刻印がありました。(JASG XZ003410) シリアルナンバーでしょうか?

トリガーは細見で滑らかなシルバーメッキの物が装着されています。

このトリガーはストロークが短くて引きやすいのでCZ75の良いところですね。

コッキングしてハンマーがコックされている状態だとセフティーが掛かります。
いわゆるコック&ロック方式を採用

ここもブローニングから受け着いたのでしょうか?ガバメント系からの流れを感じます。

グリップはツヤ有のプラスチックグリップが標準装備です。

セレーションとかチェッカー?シボ?が入っているので一応滑り止めの効果はあるんですが、ツヤ有ということもあって以外に滑ります。

滑るのが嫌いな人はグリップを交換したほうがいいでしょう。ただこのグリップ結構細身でけっこう握りやすい!

個人的にはデザインと握り心地が好みではないのでそのうちチェッカータイプに交換したいと思っています!

こんなところにKSCの刻印が・・・

マガジン挿入口にKSC刻印があるので外観を崩すことないですね。KSCさんは外観への配慮を本当にわかっていますね!

サイトは固定式タイプですが、背が少し高くてM1911のような固定式よりはサイティングの時に狙いをつけやすい感じです。

頑張ってホワイトドットを入れればもっと見やすくなるんじゃないでしょうか?

サイトを覗くとこんな感じで以外にサイトは見やすいですね。

ファイアリングピンも再現しているし、後端から見るとフレームとスライドの結合の違いも分かりやすい

因みにブローバックの衝撃が激しすぎるとファイヤリングピン周りのスライドにひびが入ってくるのでガッツリ温めて作動させるのは辞めた方が良いかも・・・(´Д⊂ヽ

やっぱり何度見てもこの結合の違いが面白いです。

いつも見慣れているハンドガンの形状ではないのでこういうところが良いですね。
実際にフレームがスライドを包み込んでいるのでブレを制限できて命中精度の向上には一役買ってそうですね。

スライドを引くとこんな感じ

スライドを引いているんですが、フレームが挟んでいるのでなんかM4とかでチャージングハンドルを引いているような感覚がします。⇦僕だけかな?

でもデメリットもあってこのフレームに砂利とかが入ったら動作に問題が出てくるのは言うまでもなく・・・

ゴミが入ったら排出が難しいのでメンテナンスを多くしてあげないと作動は悪くなるでしょう。

重量はHW樹脂で作られていることもあって827gとまぁまぁな重量

細見ですが、しっかりとした重さがあるので個人的には良きでリアルさは抜群です。
人によってはHW材ということも生かしてブルーイングすればスチールっぽい質感にするのもいいでしょう!

2ndはもちろん鋼材を使った1stならもっと映えると思いますね!

マガジンも亜鉛製で265gです。

KSCは昔のいわゆる非07(非システム7)のCZ75はマガジンはスチールでできているのでリアルさは昔の方が上でしたね。

ただやっぱりスチールはかなり冷えやすいので亜鉛でできたシステム7用のマガジンはサバゲーや作動重視という感じがします。
システム7のCZ75は作動性+剛性が高いと感じますね。

 

非07CZ75はHW樹脂ではないのですが、マガジンがリアルなので塗装などでエイジングすればかなりリアルになると思います。

やっぱりスチールは重さと質感が段違いですよ!(≧◇≦)

KSC製 CZ75(2nd) 簡易分解

次は簡易分解です!

基本構造はブローニングHPなどをモデルにしているのでガバメントに通じるものがあります。

なので分解方法も基本はガバメント系と同じ方法になります。

まずは分解するためにフレームとスライド後端の溝を一直線に揃えます。
ここに揃えるとスライドストップを引き抜くことができます。

でもブローニングとかと違って自分でスライドの位置を保持しないといけないです( 一一)

こんな風に一直線に合わせたらスライドを保持します。
少しスライドの動きが渋いのでちょっと合わせにくいのが難点ですね。

後は簡単でスライドストップレバーを引き抜くだけで分解完了!まぁ結構簡単な方な分解方法ですね。

とはいえKSCはレンチで分解せずにホップ調整するのでメンテナンスで分解することの方が大半でしょう。

分解したらフレームのレール部分にシリコンオイルを塗ってゴミ取りと潤滑をしないといけませんね。

分解するとCZ75の独特のフレームとスライドの噛み合いが分解してみるとよくわかりますね。

KSCも見てよし!分解してよし!っといっていた通りで内部構造もかなりリアルにできているようです。⇦実銃見たことないですが(´Д⊂ヽ

スライド側のブローバックエンジンは剛性を高くしているようでカッチリしたつくりです。

ブローバックすると衝撃の負担がスライドにもろに来るのでその対策でしょう。昔のCZ75ではスライドの後端にクラックが入っている個体もありますからね。

リコイルスプリングも独特なものがついていました。

他の銃ではよく針金を丸めたスプリングですが、CZ75は板状のワッシャーのようなスプリングがついていました。

本当にほかの銃と違う独特な部分が多くて楽しい拳銃ですね♪見ても分解しても撃っても楽しい拳銃です(笑)

KSC製 CZ75(2nd) カスタム

CZ75の実銃用グリップが手に入ったのでカスタムしました。

現在製造されているCZ75に標準装備されているピストル刻印のチェッカープラグリップですね。

 

個人的にはこっちのチェッカーグリップの方が握りやすいのでこっちがお気に入りです。
せっかくなら初期のCZ刻印バージョンが欲しかったのですが、すでに製造されていないので入手できませんでした(;´д`)

実銃グリップもポン付け可能でグリップ交換は簡単ですね。

実銃では標準装備ということで問題なく様になってます!カッコイイ!!

グリップ下のこの刻印がCZ刻印だったらスライドの刻印と合わせれたんですが、今はピストル刻印しか出回ってないので入手が難しいようですね・・・残念(;´∀`)

KSC製 CZ75(2nd) 命中精度

CZ75の命中精度は・・・悪かったですwww

冷えのせいもあるかもしれませんが、ちょっとバラけるかなぁ~って感じます。
あと明らかにトリガーストロークが短くシングルアクション時の引き切りが軽かったので、他のオート拳銃よりも連射が素早くできる印象です。

使用弾はS2Sの0.2gバイオBB弾・射撃処理は約10m程度です。

 

個体差だと思うのですが、23発中9発と半分も当たりませんでしたねwww
ブローバックはHW樹脂を使っているのでキックが気持ちよく、楽しいのですが、サイトよりも若干上に行く印象です。

ホップを調整しませんでしたので調整すればもっといい結果かもしれませんが、箱出しの標準ホップではこんな感じで半数以上が的を外す形になっちゃいました。

とはいえこの銃も他のロマン銃と同様にガンガン使っていくよりも使って楽しむ&見て楽しむを主体にした銃だと思うので全然問題ないとは思います。

 

サバゲーで使いたいのならバトン(タニオコバ)製のCO2 CZ75を使用したほうがいいでしょう。

KSCのCZ75はHW樹脂である外観やリアルな構造を楽しみましょう!

KSC製 CZ75(2nd)評価

レア度
60点
クオリティー
90点
性能
70点
価格
70点

今回はKSC製 CZ75(2nd HW07)のレビューでした。

ハンドガンが好きな人では一度は名を聞いたことがあると思いますが、ガバメントと違って一般的には知名度では勝てない( ̄ー ̄)

ですが、ベレッタやガバメントなどの傑作銃を一度手に持った人ならば新鮮に映ることは間違い無しです!

 

細見でひと昔前の銃とは思えない使いやすさに
モデルアップしているメーカーも少なくて、KSCならではのリアルな外観と剛性もいいですね。

 

CZ75やブローニングHPのような細身の銃はどうしてもスライド耐久性が落ちて割れやすいですが、KSCのHW07で剛性が高く設計されているので比較的割れにくくなっている。

作動性もいいし、外観もいいので有名な銃に飽きた人にオススメの一丁です!

撃っても見ても分解しても楽しい拳銃だと感じた一丁です!これをベースにシューティングモデルを作ってみても楽しいでしょうね♪

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