東京マルイのヒット商品といえばハイキャパや次世代電動ガンなどがありますが、
今回はその中でも安価でありながら、使いやすさ、命中精度・カスタム性など高い信頼性と性能を持つ
マルイのヒット商品であるボルトアクション式エアライフルのVSR-10についてです!
販売されてから10年以上の歳月がたっているのにも関わらず未だにカスタムパーツが登場していて、サバゲーなどでも大活躍でL96 やM40A5など新作のボルトション式ライフルが登場しても最強のエアーライフルの座を譲っていません!
今回はそんな最強のボルトアクション式エアライフルといって過言ではないVSR-10シリーズの各特徴を紹介したいと思います!
つい最近再びVSR-10への熱が再燃してきて、感じたのは「アレ?プロスナとGスペックの違いってなんだ?」って思いました。
大まかな違いは知っていますが、小さい仕様の違いが分からない…(。-`ω-)
Amazonとかの評価を見ても他のVSRよりも少しお高い感じのGスペックは一体どこが違うのでしょう?
追記(VSRシリーズに新たなバリエーションモデルVSR‐ONEが追加されました!)
コンテンツ
VSR-10 プロスナイパーver
VSR-10 プロスナイパーver スペック
全長 1075㎜
重量 1923g
弾丸 6mmBB弾
作動方式 ボルトアクション式エアーコッキング
装弾数 30発
価格 19800円 (新品税別・メーカー希望小売価格)
VSR-10プロスナイパーはVSRシリーズの基本となるモデル
価格も15000円(Amazon価格)程度と安価でありながら軽量で命中精度が高く、
カスタム性もいいのでサバゲーやターゲットシューティングまで大人気の銃ですね。
ブラックストックに先細りのテーパーバレルが装備されていて、
あとからリアサイトを外してマウントベースを付けてスコープを載せたりすることができます。
社外パーツもたくさん販売されているので対応した木製ストックやインナーバレルをカスタムすることで
外観だけでなく性能も自分好みの1丁に仕上げることが可能!
ベースの性能とお値段の安さも考えるとカスタムに最適な1丁です。
VSR-10 リアルショックver
VSR-10 リアルショックver スペック
全長 1075㎜
重量 1995g
弾丸 6mmBB弾
作動方式 ボルトアクション式エアーコッキング
装弾数 30発
価格 19800円 (新品税別・メーカー希望小売価格)
VSR-10 リアルショックは撃ったときにリコイルショック(反動)が発生するようにピストンをヘビーウェイトピストンにしているモデルです。
価格も安くプロスナイパーと同じ15000円(Amazon価格)程度です。
これによってより撃っている感じを楽しめるようになっていて、リコイルが発生する以外はストックがウッドタイプであること以外プロスナイパーと変わりなく、命中精度や剛性、カスタム性も変わりありません!
プロスナイパーと同様にスコープを乗せるにはリアサイトを外して、
別売りのマウントベースを取り付けることでスコープを載せることができるようになります。
命中精度を追求したプロスナイパーに対して、撃つ楽しさと命中精度を両立したモデルですね。
個人的には当てるよりも撃って楽しいと感じれるVSRです!
VSR-10 Gスペック
VSR-10 G SPEC スペック
全長 950~1135㎜
重量 2090g
弾丸 6mmBB弾
作動方式 ボルトアクション式エアーコッキング
装弾数 30発
価格 25800円 (新品税別・メーカー希望小売価格)
VSR-10 GスペックはVSR-10 プロスナイパーをベースに専用パーツが装備されたサバゲーで使いやすいようにカスタムされたVSRです。
プロスナイパーやリアルショックよりも短いバレル(バレル長300㎜)を装着していて、
取り回しが難しいCQBエリアなどでの扱いが簡単になっています。
サプレッサーも標準装備で、装着した時の銃身長も短くなっているのでゲーム向きです。
エアコッキングで元から静音なのにそれにサプレッサーを装着したら発砲音がほとんどしないので
サバゲーでかなり重宝されているボルトアクション式のライフルになっています。
現状VSRの中でもトップクラスの性能といっていいので、
サバゲーでボルトアクションを使いたいのならコスパ最強のド定番のハイエンドモデルな1丁ですね。
VSR-10 プロハンターステンレス
VSR-10 プロハンターver スペック
全長 1075㎜
重量 2400g
弾丸 6mmBB弾
作動方式 ボルトアクション式エアーコッキング
装弾数 30発
価格 34800円 (新品税別・メーカー希望小売価格)
プロハンターステンレスはベースをプロスナイパーとリアルショック2つのモデルをベースにして、
バレルやコッキングハンドルなどをステンレス調のアルミのアルマイトメッキで仕上げたモデルです。
普通のVSR-10シリーズとパーツ自体は同じなんですが、武骨なVSR-10シリーズの中で最も高級感のあるシリーズですね。
最初から専用のマウントベースとスコープが付属するので、箱出しでスナイピングがすぐに楽しめます。
綺麗に仕上げられている分価格が少し高く、
傷ついた時には外観を損ねるのでサバゲーよりも部屋撃ちやシューティングなどで楽しむモデルだと思います。
※すでに生産終了して絶番になっています。
VSR-10 プロハンターG(ガンサウンド)
VSR-10 ガンサウンド スペック
全長 1075㎜
重量 2900g
弾丸 6mmBB弾
作動方式 ボルトアクション式エアーコッキング
装弾数 30発
価格 49800円 (新品税別・メーカー希望小売価格)
プロハンターGは上で紹介したプロハンターステンレスのGスペック版なのですが、最大の特徴は何といってもガンサウンドシステムです。
ストックの中に撃つと連動して音が鳴るガンサウンドシステムが内蔵されているので、
ヘッドホンなどをつなぐことで銃声を再現することができます。
リアル派の人に向けて作られたエアガンだったのですが、
ガンサウンドシステムを内蔵したことによって価格も重量も増加した結果、サバゲーでは使いづらく(使えないという訳ではない・・・)
あまり受け入れられなかったマルイ製のエアガンでは珍しい迷銃の1丁になっています。
サバゲーで使うよりもこれまた室内での部屋撃ちで雰囲気を楽しむロマン武器なのですが、
ガンサウンドシステムがあまりにも不評で販売当時は限定生産モデルだったのですが、すでにAmazonでは在庫切れの様です。
(このガンサウンドシリーズ第二弾でM4A1のガンサウンドモデルが計画されていたようですが、
あまりの不評でガンサウンドシリーズは頓挫した模様です。)
ちょっとお値段は張りますが、綺麗な外観とマウントベース・専用スコープ・さらにバイポットも付属するのである意味フルコンプリートモデルなので、部屋撃ちしかしないのであれば、インテリアとして飾っておく分にはかなりかっこよく、綺麗なので1丁でしっかりしたライフルが欲しい人にはいいエアガンではないでしょうか?
※すでに生産終了して絶番になっています。
VSR-ONE
VSR-ONE スペック
全長 614~800㎜
重量 2100g
弾丸 6mmBB弾
作動方式 ボルトアクション式エアーコッキング
装弾数 30発
価格 29800円 (新品税別・メーカー希望小売価格)
久しぶりに登場したVSRの新バリエーションモデル
VSR-ONEはスナイパーライフルとしての操作感はそのまま、バレルがショートバレル化することで狭い場所でのCQB戦闘をより楽しめるものにした凸スナ仕様の新型バリエーションモデルです。
FPSゲームの凸スナをイメージした戦いができるライフルなので2100gとかなり軽量、
Gスペックよりも切り詰めたバレルのおかげで近距離でも取り回しがしやすく、初心者でも扱いやすいのがいい所!
メリットととしては、
フォールディングストックを採用しているのでストックを畳むことでよりコンパクトにして持ち運びも簡単
現代の最新鋭のM-LOK規格のレールシステムがストックのあちこちに配置されているのでカスタム性も強化されている。
マガジンリリースも強化されていて、マグウェル内部にはリリース時に飛び出すようにスプリングが装備されていて
よりリロードがしやすいようになっている。
操作性もボルトハンドルの大型化でよりコッキングしやすい形状にカスタムアップされています。
スナイパーライフルとしての命中精度はVSR‐10譲りの箱出し高命中精度を叩き出していますが、
インナーバレルの短させいもあって初速がGスペックよりも控えめになっている分飛距離が伸びないのがデメリットといったところですね。
近代仕様のカスタムVSRを作る人のベースガンとして、サバゲーで凸スナをメインで楽しみたい人にオススメできる一丁!
基本的にはVSR-10(プロスナ&リアルショック)VS Gスペック
ということで標準的なVSR-10であるプロスナ&リアルショックとGスペックを比べるとどうでしょうか?
プロスナとリアルショックはインナーバレルにアルミを採用しているので、汚れが付きやすく、
剛性が弱い、精度が若干落ちるという弱点があります。
ですが、その分Amazon価格で約15000円程度と長物エアガンの中でもかなり安く、
しかもインナーバレルがアルミとはいえかなり高い命中精度を誇っています。
リアルショックに至ってはプロスナとは違った反動を味わうという楽しみ方もある分、価格に対してかなり楽しめるのでコスパは高いです。
Gスペックは基本的にはVSR-10プロスナイパーをベースとしたモデルで、
名前のGスペックのGは(GAME)のイニシャルであるようにサバゲーユースを考えたボルトアクション式エアライフル
なので消音性が高いサプレッサーやスコープに干渉しにくいようになっているクイックコッキングハンドル
最初からスコープを載せること前提のマウントベース・命中精度が高い真鍮製のインナーバレルが装備されています。
サバゲーで使うことを考えられていて、取り回しがいいようにバレルはショートバレルに消音性が高いサプレッサーが装備されているので音で相手に気づかれにくくなっています。
インナーバレルも真鍮製になっているので命中精度や剛性がノーマルのVSRよりも高くなっていて、
バレルの太いブルバレルが装備されているので、見た目的にも迫力があるデザインです。
コスパと反動のプロスナ(リアルショック)とゲーム向きのGスペックといったところでしょう。
追記 Gスペック VS VSR-ONEは?
長年売れているGスペックとONEはどちらがいいのでしょうか?
どちらもサバゲーで使いやすいようにデザインされているので、オススメですが、戦い方によってオススメのVSRが変わってきます。
Gスペックの特徴
- 箱出し時の飛距離が長い
- 箱出しでサプレッサー装備=消音
- よりスナイパーライフルらしいルックス
- ストック内部に収納スペースあり
- 価格:定価25800円
VSR‐ONEの特徴
- よりコンパクトにできるフォールディングストック装備
- Gスペックよりも100㎜も短い200㎜のショートバレル
- カスタム自由度が高いM-LOK規格のストック
- 操作しやすい大型のボルトハンドル
- 価格:定価29800円
Gスペックは短いながらもちゃんと飛距離が出るのでちゃんとしたスナイパーライフルとして運用しやすく、
箱出しでサプレッサーも装備されてるのでスナイピングに最適です!
元から少し短いバレルのおかげでサプレッサーを付けたときの全長の長さをカバーすることもできるのでちょうどいい長さで消音効果もあるライフルを楽しむことができますね。
VSR‐ONEは箱出し状態では飛距離・初速が低いのでより遠くの敵をスナイピングするのには不向きです。
近代的な装備を付けていますが、スナイパーライフルというよりも35ⅿまでの中距離を得意とする凸スナウェポンといった印象です。
近代的なM-LOK仕様のスナイパーライフルとして使いたいのなら初速をあげるカスタムなどが必要になります。
なので凸スナ用VSRといった感じですね(≧◇≦)♪
結果:Gスペック=消音狙撃向け・VSR‐ONE=凸スナ向けといった感じですね。
もちろんデザインが好きでVSR-ONEを選んでも後々カスタムで狙撃向けにすることは十分可能なので好きなデザインで選んでもいいと感じます。
結局VSR-10はどれが一番性能が良いの?
基本的にプロスナイパーとGスペックの違いは専用パーツの違いで、
専用のインナーバレルなどによって命中精度もGスペックの方が高いです。
ですが基本的な設計やパーツはVSRシリーズでは共通
GスペックはVSR-10プロスナイパーをサバゲーで使いやすいようにショートバレル+サプレッサー装備、命中精度とバレルのショート化で初速が落ちるのを補うための専用シリンダー、操作しやすいクイックコッキングハンドルが装備されたモデルになっていました。
なので基本的に箱出しでの性能はGスペックに軍配は上がりますが、
パーツが共有でアフターパーツも多くマルイからも真鍮製の精密インナーバレルが販売されているので、
ノーマルのVSR-10 プロスナイパーも精度や命中精度などは後からでもGスペック並みに性能を高めることも可能になっていますね。
Gスペックにカスタムパーツを入れる人も多いので、そうなると結局はガワの問題だけになるので、
カスタム前提で買うのだったらショートバレル+サプのGスペック・ロングバレルか、
価格の安いVSR-10プロスナイパー・リアルショックで選ぶといいでしょうね。
※ただしリアルショックはリコイルがある分Gスペックの方が命中精度が高いです。
なので基本的に特徴による使い方を分けるなら・・・
カスタム前提で安く抑えたいのならプロスナイパー
リアルなリコイルを味わいたいのならリアルショック
サバゲーで消音狙撃を考えるのならGスペック
サバゲーで凸スナをしたのならVSR‐ONE
おまけで観賞用・部屋撃ち用でプロハンターシリーズ
どのVSRも精度がかなり高くカスタムベースとしても安く、伸びしろが高いのでサバゲーからシューティングまで 幅広く活躍できるエアライフルですから。
最初に言ったちょっとした疑問の答えを言うと・・・・
より箱出し性能が高いのがGスペック・コスパを考えるのならプロスナとなりましたね。
カスタムするのが前提ならどうせパーツを交換するのでベースが安いプロスナでもいいでしょう!