バイオハザードの銃といえばサムライエッジですが、今回紹介するのは新しい可能性を感じさせたD.S.OのD.S部分Gバイオハザード映画の第3作品目であるバイオハザードヴェンデッタで活躍したセンチネルナインです!
本当はバイオハザード6に登場する予定だったようですが、ゲームとエアガンの製作の噛み合いが悪く6では登場しませんでしたが、その後4年後にようやく登場したという訳ですね。
毎回レオンモデルのガスガンは大人気でこのセンチネルナインも最初は絶対人気になる!と思って買ったんですが、ヴェンデッタが公開されるまでまるで人気がありませんでしたね。
やっぱりメディアで登場するかしないかは人気を分ける大きなファクターのようです。
ココのシーンが一番好きですね♪
画像はヴェンデッタから引用してます。タイアップで登場しているドゥカティ・Xディアベルに乗って、センチネルナインを構えるレオンが超カッコイイです。
コンテンツ
センチネルナインのスペック
マルイ製 P226 センチネルナインのスペック
- 全長 240㎜
- 重量 827g
- 弾丸 6㎜BB弾
- 作動方式 ガスブローバック式セミオート
- 装弾数 37+1発
- 価格 25800円(販売終了)
センチネルナインはかつてBSAAと双璧をなすアメリカの対バイオテロ組織であったFBC内であったセンチネルプロジェクトをアメリカ大統領の直属のエージェント組織D.S.Oが復活させて作り出した対B.O.W用の特殊作戦用ハンドガン
バイオテロへの対応戦績が多いレオンがこのプロジェクトアドバイザーに選ばれて、その時にレオンが提示したバイオテロに有効なハンドガンの条件
- 汎用性=補給が簡単で使いやすく、9×19㎜パラベラム弾を使用する拳銃であること
- 安定性=グリッピングやサイティングなどをスムースに行えて、命中精度が高く安定した操作性が可能であること
- 確実性=どんな環境下でも確実に作動すること
この3つの条件が揃う拳銃を選別していくうちにSIG P226がベースに選ばれ、P226をベースにレオンの意見が取り入れられたセンチネルナインはD.S.Oの特殊作戦用拳銃になりました。
東京マルイはこのセンチネルナインを作成するときにガバメントやグロックなどの候補が上がっていましたが、完成度が高くプロが使う銃としてカプコンもP226を押したためベースになりました。
- マズルジャンプ抑制用の専用ストライクCQフラッシュハイダー
- 蓄光材を使ったオリジナルのサイトシステム
- トリガーコントロールを追求したBトリガー
- 確実なマガジン操作を実現する大型スクエアタイプのマガジンキャッチ
- 右手の握りやすさに特化させたビーバーテール一体型のハイブリットグリップ など
オリジナルカスタム要素がふんだんに盛り込まれていて、新しいバイオ限定モデルを感じさせる一丁です。
センチネルナインは大型のガンケースに収められていてステッカーには(SETINEL NINE)の文字と(BIOHAZARD6)の文字・・・バイオ6ほとんど関係ないやん。
流石限定モデル年々外箱のクオリティーが上がっていっていますね。すでに紙の箱では高級感出せないと思ってガンケースにしているのでしょうか?
ガンケースはメチャクチャいいのですが、その分価格に反映されているような気もしますね。つまり高いです(-_-;)
センチネルナインにはこんな専用の解説書と専用のパーツリストが付属!
センチネルナインについての細かな設定が描いています。
バイオハザードは細かな設定を大切にしているので、今回のセンチネルナインも細かな設定が追加されてます。
限定モデル買って地味に楽しみにしている部分でもあります。
センチネルナインの外観
センチネルナインに思った感想はスタイリッシュです。特に目立つにはやっぱりシルバーのスライドでしょうね。
ギラギラに光っているメッキ仕上げではないシルバー塗装ですが、メッキよりもマットシルバーの方がが落ち着いていて良い色合いです。
操作系パーツもシルバーパーツが装備されていて、ブラックとシルバーのコントラストがいい感じでマッチしていて外観的にはバランスもいいのでグッドです!
ホールドオープン時の姿は特徴的なストライクCQハイダーが目立ちますね!
今まであまりCQC対応のハイダーを付けた銃を見てこなかったので新鮮です。
劇中ではこのCQハイダーを使ってゾンビを攻撃もしていたので、設定ではちゃんと武器として機能する模様です。
さっき説明したCQハイダーをアップで撮影!
ハイダーなのでマズルブレーキも兼ねていてハイダーの側面にはポートが開いていますね。これでマズルジャンプを抑制するみたい。ガスガンなのでほとんど飾りですが、こういう細かいところが大切ですね。
もちろんサバゲーとかでこのCQCハイダーを使ってはいけませんよ!結構鋭いですから!
ストライクCQハイダーを外すと14㎜正ネジ対応のネジ切されたバレルが出てきます。
対応のサプレッサーもつけることができますが、バレルはABS製なのでかなり脆い・・・あまり重いサプレッサーを乗せるともげる可能性があるのでオススメしません!
どうせ限定パーツのストライクハイダーなのでこのままで楽しみましょう!
スライドには(SNTINEL NINE 9×19)(PEACE THROUGT FIGHTING)=戦闘により平和を手に入れる。
D.S.O(DIVISION OF SECURITY OPERATIONS)=警備作戦部門と刻印されてます。
英語が分からないので翻訳したらこうなったんですが、どういうことなのかわかりません。雰囲気はオリジナル刻印ということもあっていい雰囲気です。
右側にはこれといった刻印はなくフレームにASGKとマルイの刻印がされているだけですね。
センチネルナインの特徴の一つのBトリガーはその名前の通りBの文字のように見えますね。
いわゆるストレートトリガーでトリガーの引ききりが分かりやすく、トリガーコントロールしやすい。
個人的には指にフィットしないのでちょっと違和感がありますが、シューターのみなさんにはおなじみのパーツですね。
グリップは左右非対称で公式でも右利き特化のカスタムなので左側にはサムレストや大型のスクエアマガジンキャッチが装備されてますが、右側には何もついていません。
グリップ左側にはD.S.Oのメダリオンが付いています。
すごい細かいですよね。このデザイン
サムライエッジのS.T.A.R.Aのメダリオンよりもかなり複雑です。確かピンズだったはずですが、あまり触ってメッキが剥げると嫌なので取り扱いには気を付けましょう!
さっき言ったグリップについたサムレスト
サムレストは親指を置いてサイティングのブレを減少させて射撃に集中させるパーツで、これもシューター向けの装備ですが、やっぱりあるとすごく狙いやすいです。
大型のマガジンキャッチは操作性重視で指を掛けやすいのでこれまた使いやすいですね。(六角の穴が見えますがダミー)
個人的にすごくうれしかったのがこのビーバーテール
SIGにビーバーテール付ければカッコイイじゃん!って思ってましたが、なかなかビーバーテールを再現してくれているSIGがなかったので感動!
案の定カッコイイの一言です。
実銃ではハイグリップできてハンマーに手が干渉しないようにするパーツですが、エアガンなのであまり関係はないですが、カッコイイこの一言ですべて許されてしまいますね!
特に説明文にはこのスケルトンハンマーについて触れられていませんでしたが、結構特徴的なハンマーですね。
指でコッキングするときはちょっと滑る感覚がありますが、ハンマー上部がフラットなので指が掛けやすいです。
言うなればPハンマーといったところでしょうか?
サイトはかなり変わったサイトシステムですね。
三角形のダット2つでフロントサイトのだとを挟み込むようにサイティングします。意外と見やすく使いやすいです。
サイティングするとこんな感じでダットが大きいとサイトが探しやすいです。
レオンの拘りが見て取れます。しかもこのサイトは蓄光材使っていますので、光を当てていたら暗闇では光ります!
暗闇で撮影しているんで画質が悪いのはご容赦を・・・
こんな感じで光ります。
でもこの蓄光材安いものなのか数秒しか光らないので完全におまけ程度のギミックです。もうちょっと長く光ってくれたら暗闇でも楽しめるんですが、残念。
センチネルナインはロングマガジンが標準装備されてます。
説明書ではこのセンチネルナイン専用のマガジンなんですが、このセンチネルナインが販売されたのは2013年でしばらくしてSIGP226用のロングマガジンが販売されたので、このマガジンに特別な専用要素はなくなりました。
まぁこのロングマガジンに関しては汎用性もあるのでロングマガジンが販売されてよかったですね。もしもこのセンチネルナインのマガジンが壊れても買いなおすことができますから。
重量は実測した結果831g かなり軽量ですね!
ロングマガジンが装備されているのにサムライエッジよりも軽量です。
公式設定かは分かりませんが、対B.O.W用のハンドガンとしてはこの軽量さはかなりいいアドバンテージになりそう。
ロングマガジンは340g 830-340-490g(本体)なので半分近くがロングマガジンの重量ですねwww
ノーマルマガジンにするとさらに軽量化できるので使い勝手がよさそうです。でもやっぱりせっかくならロングマガジンで使いたいですよね。
注意センチネルナインで最も壊れる場所はこの限定バレルです。あまりガンガン使わないほうがいいと思います。
因みにセンチネルナイン専用アウターバレルのパーツ交換代は1620円(税込み、送料別)でした。
ノーマルのP226のバレルと重さやサイズがあまり変わらないので送料は120円程度あれば十分です。
ショートマガジン全然ありかも!普通にロングマガジンじゃなくてもこっちでもカッコイイですね。逆に取り回し重視ならショートマガジンの方がいいかもです。軽いし
握ってみるとグリップはしやすい(右側のみ)!
サムレストもあるので安定して狙いを付けれるし、ストレートタイプのグリップでシンプルに握りやすいですね。
レオンは右利きなので左利きには全く対応していません。
サムレストもメダリオンも左側にしかないので左手での使用は考えられていないのかな?
すでにアンビシステム搭載が標準になりつつあるので、右利きに特化させるのはいいですが、メダリオンのせいで左手での握り具合が悪くなるのはいかがなものかと・・・
センチネルナイン簡易分解
ベースがP226 なので分解はテイクダウンラッチを避けるだけでフレームとスライドに分けることができます。
テイクダウンラッチを下げまして・・・
分解完了!普通のSIGと変わらないのでホップアップ調整の為の分解でも簡単です。
ホップアップ調整ダイヤルも軽い力で調節できました。でもハンドガンのホップダイヤルなので少し小さいので素手でないと調整は難しそう。
センチネルナインとSIG P226E2の比較
ベースになったP226の面影が見られて+αカスタムパーツがついているといった印象ですね。
実際にP226E2は人間工学が取り入れられたグリップなんですが、センチネルナインはストレートタイプです。トリガーやハンマーも違うのでうちごたえはちょっと違う銃の様
SIG P226E2もフレームとスライドの色が違うのですが、やっぱりシルバーのインパクトには勝てませんね。
B.O.Wの腐食液の影響を考えたシルバースライドですが、やっぱりいいアクセントにもなっているようです。
設定でもあるようにセンチネルナインは右利き特化カスタムらしいので、確かに右利きに限ってはセンチネルナインの方がサムレストもあるので使いやすいです。
センチネルナインの命中精度
次に命中精度の確認
使用弾はS2Sの0.2gバイオBB弾 ガスチャージ満タン約16秒でした。ロングマガジンなのでガスはよく入りますね。
射撃結果なんですが・・・アレ?結構サイトからずれている。
外れ個体なのかな?サムライエッジはサイト通りに飛ぶのにこのセンチネルナインはかなりずれてる。ホップの関係かな?
少しホップを緩めて撃ってみましたが、あんまり変わりませんでした。
以外にも散らばるし、限定品の中では命中精度が悪いですね。
マルイ製の限定品は基本的に命中精度が高いのでちょっとこの結果にはがっかりです(-_-;)
勿論カスタムパーツを組めば命中率は上がりますが、さっきの注意でも言ったようにこの銃はあまりガンガンと使わないほうが賢明かと・・・
センチネルナインの評価は・・・
レア度 | 100点 | |
---|---|---|
クオリティー | 70点 | |
性能 | 40点 | |
価格 | 20点 |
ということで今回はセンチネルナインのレビューでした。
いやまぁ~この銃最初はバイオハザード6に登場予定だったようですが、訳あってバイオ6の後のストーリーのヴェンデッタで登場しました。
だからひょっとしたらゲームに出てこない分知名度は低いかもしれません。
しかもサムライエッジと違って10mであの命中精度です。
確かにある程度まとまっているものの10mの近距離のガスガンであそこまでサイトがずれているのはちょっとダメかと・・・
多分個体差もあるので他のセンチネルナインはどうだかわかりませんが僕のセンチネルナインはたぶん外れです。
しかもSIG P226のカスタムしたときにバレルの耐久性が考えられていないのか?とも思いました。
このバレルの割れはメルカリやヤフオクで指摘が多かったので十中八九 センチネルナインの弱点です。
しかも専用パーツで在庫がなくなり次第で修理不可ですし、なんと説明書にこのバレルパーツ番号と修理価格が明記されていません。忘れていたのか故意なのか・・・
何となくこのセンチネルナインは限定モデルの中でもちょっと根本的に詰めが甘いなぁ~と感じます。
ファンアイテムとしてはオススメですが、ガンガン使っていこうとかお座敷シューティング用としてもあまりオススメできませんね。この銃は飾って楽しんだほうがいいでしょう。