今回紹介するのはNOVESKEが製造販売しているホームディフェンスや競技用に販売しているピストルキャリバーカービン(PCC)であるNOVESKE9の紹介です(`・ω・´)ゞ
PCCは以前にS&T製のUDP9をカスタムしたことがありましたが、もう一丁PCCが欲しいと思ったのでカスタムベースでAPS製のNOVSKE9を購入しました。
NOVESKEのPCCといえば有名なのは、スペースインベーダーですが、2024年最近販売されたインベーダーをベースにしてARストックやロングレングスなハンドガード&バレルを装備した兄弟機がNOVESKE9ということですね。
個人的にはPDWタイプの銃はあまり好みではないためNOVESKE9はベストマッチでした。
出来ればガスブロがあればよかったのですが、そんなもの都合よくモデルアップされている訳もなく、、、
リアル刻印や細かいディテールを考えるとこの電動ガンに行き着いたという感じです。
APS製 NOVSKE9 スペック
APS製 NOVSKE9 スペック
- 全長 662~740㎜
- 重量 2460g
- 弾丸 6mmBB弾
- 作動方式 スタンダード電動ガン(電子トリガー) セミ&フル(バーストモード搭載)
- 装弾数 220発 (多段マガジン)
- 価格 57200円 (新品税別・メーカー希望小売価格)
NOVESKE9はアメリカのNOVESKEライフルワークス社が2019年にリリースを開始した、ピストルキャリバーカービン(PCC)
同じAR15系統のレシーバーを使って9㎜の拳銃弾を撃ちだすコンセプトであるスペースインベーダーの兄弟機で、ホームディフェンスや競技用として販売されています。
NOVESKE9はマグプルのパーツ+NOVESKE社のカスタムパーツを盛り込んだモデルとして販売されていて、スペースインベーダーよりも通常のAR15系統のカスタムパーツに対応しているので、シューターによってより細かくカスタムできることができます。
その他にもアンビセレクターやアンビボルトキャッチレバーなどのアンビパーツが標準装備されている最新PCCといった感じです。
APSはEMGとタッグを組みNOVESKE社の公式ライセンスを取得してNOVESKE9をスタンダード電動ガンとしてモデルアップ!
内部は現在のベーシックとなっている電子トリガーやFETを搭載し、バーストモードも設定できるようになっている。
マグプルのパーツはEMGのオリジナルデザインのパーツに換装されていてる。
付属品は本体、保証書、EMGライセンスカード、電子トリガーセットアップ説明書、ラバーパッチなどが付属します。
バトンエアソフトが日本代理店をしているので、保証書はバトンの物のようですね。
このラバーパッチは、、、スペース、、、インベーダー?
APS製 NOVSKE9 外見
ということで軽く外観をみて行きます。
スペースインベーダーがバレルやストックを切り詰めたPDW仕様ならこっちは本当にAR15をそのままPCCにしたようなRO635からの系統を組む正統派PCCといった感じでしょうか?
スペースインベーダーとは兄弟機ですが、こちらはあちらよりも取り回しを犠牲にした分通常のAR用ストックと長いハンドガードを装着したことで安定した構えができる利点を取ったモデルです。
個人的にはかなり好みなスタイルのPCCですね♪
公式ライセンスを取っているので刻印なんかはバッチリNOVESKE刻印とロゴが入っているので雰囲気としてはグッド👍です。
正直EMGオリジナルデザインのパーツが普通のレプリカパーツならもっとよかったと感じますが、そこはパーツ交換でカスタムできるので良いでしょう。
そのぶんカスタム代が重みますがねぇ~( ̄ー ̄)
マズルから行くと、
普通のARではフラッシュハイダーなどのマズルデバイスが装備されていますが、NOVESKE9ではなんとただのマズルカバーで反動抑制系のマズルデバイスが一切装備されていません!
実物でも装備していない画像が公式からあるので、マズルデバイス無しでも撃ちやすいということでしょうね。
その分コストカットも出るので、この銃の特徴の1つでもあるかと思います。
バレル前方側から見ると、通常はガスブロックが装備されているはずですが、ハンドガード一体型のワッシャーのようなものが装備されていました。
ガスブロックではなくハンドガード一体のワッシャーでバレルを固定、、、というかガタ取りしているようなので、ゲームウェポンとしての機能を優先した感じなのでしょうか?
通常のAR15系の電動ガンのバレルと比べると2周りぐらい高い剛性感が感じられます。
僕はサバゲーしないので、ガスブロックの方が良いですが、剛性を求めるのならこっちの方が合理的ですね。
因みにハンドガードで固定する構造上ハンドガードを変えると剛性が落ちてしまいます。
とはいえ通常のAR15系と同程度の剛性でしょう。
ハンドガードは専用のNOVESKEのNSR9.75インチのレプリカハンドガードが装着されています。
社外のNSRよりも握った感じ太い印象がありますね。
あとは作りが凝った社外のハンドガードと比べると、材質はアルミか亜鉛(多分)で、
塗装でのコーティングなので値段相応といった感じですね。(正直少し安っぽい)
コスタ撃ちなどには不向きなぐらいの太さです。握りやすいとは感じませんでしたwww
正直グリップ系オプションパーツ付けるの前提の太さでは?と思います。
正式ライセンスなのでハンドガードの刻印はバッチリ入っています。
NSRの刻印の他NOVESKE社のロゴマークもバッチリです!
フロントサイトはフリップアップタイプが初期装備されています。
まぁおまけ程度なので仕上げはそれなりですが、使う分には問題なさそうです。
フロントサイトはナイツタイプのフリップアップが装着されています。
リアサイトはマグプルのMBUS PROタイプでしょうか?
ピープサイトの穴を切り替えて精度を調整することができます。
とはいえ基本光学機器を載せることが大半だと思うので、バックアップサイトとしては十分機能します。 個人的には前後のメーカーは揃えて欲しいところですが(;´∀`)
あくまでもEMGオリジナルデザインということでしょう。
フレームはNOVESKE9とスペースインベーダーの専用設計です。
なので他のAR15系統エアガンとは互換性はないと思ってもいいでしょうね。
セレクター、ボルトキャッチレバーはアンビで装備!
マガジンキャッチも右面とマグウェル部に装着されていて、最近の銃らしく操作性が高いですね♪
エアガンなのでセレクターにAUTO(フルオート)設定があるのは仕方がありません。
個人的には気にしないですが
ロアレシーバー右側面
ハンドガードと同様で刻印は公式ライセンスで表面処理はマットブラックでの塗装で表現です。
刻印もちゃんとNOVESKEのCAL 9㎜刻印です!
やはり刻印は大切で、雰囲気バッチリですね。
のっぺらぼうの刻印無しだとどうしても物足りなさを感じてしまうので、その点はバッチリですね。
通常のAR系ではトリガーガードも交換パーツですが、
この銃はトリガーガードも一体成型です。
トリガー付け根とトリガーガード下にはバトンとEMGのライセンスマーキングです。
目立たなくていいですね(≧◇≦)
グリップはEMGオリジナルデザインのピストルタイプグリップが装備されています。
握りやすいのですが、、、
EMGブランドで毎回思うのが、
なんでもオリジナルデザインのグリップやストックだけを付けたモデルを販売しないで欲しいですwww 版権の関係かもしれませんが、、、
たまに互換性ないパーツもオリジナル形状の時があって機種によっては非常に苦労しますからね(;´∀`)
チャージングハンドルはアンビで、RAPTERタイプのNOVESKE社OEM品を再現しています。
ガスブロではないのでフルストロークではありませんが、刻印はプリントで再現しています。
スタンダード電動ガンなのでハンドル引いた時のリアクションはしょぼいですね(;^ω^)
チャージングハンドルを引くと通常のAR同様チャンバーポートからホップアップ調整ダイヤルを調整することができます。
自動ロックではないですが、ハンドルを引き切ってボルトストップレバーでロックを掛けることができます。
ロックは左右のボルトキャッチレバーで解除することができるのでこういったところもサバゲー志向でしょうね。
マガジンはNOVESKE9とスペースインベーダーの専用多段マガジン
現在のPCCはグロックのマガジンを挿すスタイルが多くなっているのですが、NOVESKE9では昔ながらのUZIのマガジンになっています。
なので下一直線に長いマガジンという訳ですね♪
スプリングマガジンの方が給弾が楽なのですが、標準装備で多段マグがついてきました(´;ω;`)
2024年現在マガジンは現状多段マガジンのみの販売のようですね。追記:どうやらバトンエアソフトでは多段のみのようですが、APSでは48連のスプリングマガジンが出ていました!
あとはマガジンの塗装が意外と厚いようで100回ぐらいマガジンを抜き差ししてようやく自重落下できるレベルまでになったので、個体差もあると思いますが、調整は必須ですね。
最初はマガジンが外れなくて「むぎぃぃぃ!!」て声出しながら外しました(笑)
一応コイツが多段の証拠です!
頼むから普通のスプリング給弾式出してくれ!!普通で良いんだよ!!!追記:APSから出ているのでそっちを買いましょう!
マガジンキャッチはMP5と同様でボタンとレバー2か所が設定されています。
上でも書きましたが、初期の箱出し状態では刺さりが甘く、刺さってもかなり硬かったので慣らしが必要でした。
慣らしが完了したらどちらのキャッチからも自重でスムーズにマガジンを着脱できるようになりました。
ストックはこれもまたEMGオリジナルデザインです。
マグプルのMOEかCTRが元ネタでしょうか?
正直このストックの方がマグプルよりも着脱しやすいですwww
ストック内部にバッテリーを格納するのでストックの着脱頻度が多いので理にかなっていると思います。
もちろんこのレビューが終わったら、ストックは交換予定です!
ストックにはQDスイベルリングが標準装備ですね。
やはりサバゲーユースなのでしょう。
APS製 NOVSKE9 命中精度
お次は命中精度ですが、とりあえずT1タイプのベクターオプティクス(マーベリックGEN1)を乗せて射撃しました。
(BB弾はS2S製の0.2gバイオBB弾を使用・射撃距離は約10m程度)
リポバッテリーはもっていないのでバッテリーは8.4VミニSバッテリーです。
電子トリガー搭載なのでミニSバッテリーでも安定したキレがある作動ですね。
指切りについてきてセミロックしないのは本当に良いです♪
普通に使う分には指切りに十分ついてくるので箱出し性能としては申し分なし!十分な性能だと感じます。
サイクルなどは通常の電動ガンと変わらない感じなのでリポバッテリーを使えばよりシャキッとした作動が期待できそうです。
ですが、特にモーターなどは特別性能が高いものが使われている訳ではないようなので、より高い性能、耐久性が欲しいならやはりカスタムは必須でしょう。
10mの範囲ではやはり正確な精度は図れないですが、30発の制限の中で結構当たっているイメージ
精度はまぁまぁといった感じなのですが、
問題なのはマガジンです、、、
付属の多段マガジンである給弾不良+ARレシーバー形状で9㎜マガジンを挿すための独特な給弾レイアウトのせいで頻繁に給弾不良が起こるのでなかなか弾が出ませんでした(;´д`)
数発撃ってはゼンマイを巻いてを繰り返してようやく30発撃ちきった感じなので射撃にも集中できませんねwww
命中精度は集中出来たらもう少しマシだったかもですwww(因みにリザーブタンク内部はBB弾満タンでした)
どちらかというと多段マガジンの問題の方がデカいようなのでやはりスプリングマガジンが欲しい所ですね。
ゼンマイの巻き方が悪かった可能性もありますが、ある程度安定して給弾してくれないのならサバゲーユースでは致命的だと感じますね。
APSから別売りしているスプリング式マガジンを購入したほうがいいかと思います!
APS製 NOVSKE9 評価
レア度 | 60点 | |
---|---|---|
クオリティー | 80点 | |
性能 | 70点 | |
価格 | 30点 |
ということでAPS製のNOVESKE9の紹介でした。
まぁ~僕はサバゲーしないので最悪弾でなくても楽しめる口なので良いのですが、
明らかにサバゲーウェポンとして意識して作られていると思うのですが
多段マグが給弾不良が頻発するのは少しどうなのかなぁ~と感じますねwww
PCCが欲しい人が最初からある程度使える電動ガンとして作られているはずで、
本体自体の性能は箱出しでは十分な性能だと思いますが、弾が出ないのならそもそも意味がありませんwww
ハズレ個体のマガジンだったのかもしれませんが、どのみち別売りのスプリング式マガジンは欲しい所です。
ガワに関しては正式ライセンスというだけあって刻印や形状は唯一無二といった感じです。
塗装が少し安っぽいかなぁ~と感じなくもないですが、
アンビパーツなんかを装着したレシーバーは専用設計なので力が入っていると感じますね。
ガワのカスタムベースとして購入したので問題ありませんが、サバゲーウェポンとしてはちょっとどうなのかなぁ~という印象でしたね(;´∀`)PCCとしては良いデザインなので性能重視の人は他のPCCにしたほうがようさそうです。
追記:APSから別売りのスプリング式マガジンがあったので給弾の問題も無さそうですね!
これで他のPCCと同等の使い勝手で運用できるか?と思います!
NOVESKE9は付属の多弾マガジンの給弾不良問題は別売りのスプリングマガジンで解消できるため
他のPCC電動ガンと同様レベルの運用ができると思うのでカスタムベースとしてもいいモデルではないかと思います!
個人的にはデザインで結構満足しているので性能はいりません!(;^ω^)