今回は変わったARが欲しかったので最近流行のPCC(ピストルキャリバーカービン)の紹介です!
通常アサルトライフルはライフル弾を使用するので貫通性能に秀でていて、その分反動が大きく制御がしにくいのでストックを装備しています。
PCCはそんなアサルトライフルをピストルキャリバー=拳銃弾化してストックやピストルブレースを使用し制御を容易にしたモデルですね。
特にAR系はたくさんモデルアップしていますが、M4用マガジンを使用しているので基本的なシルエットが似ているんですよね(。-`ω-)
AR系は使いやすい反面、使用感などに飽きを感じてしまうので9㎜弾を使用するPPCのマガジンの細さやちょっと変わった使用感を感じた買たので購入しました!
なので今回はEMG×S&T製 UDP9 7.5インチモデルの紹介です!(`・ω・´)ゞ
EMG×S&T製 UDP9 スペック
EMG×S&T製 UDP9 スペック
- 全長 596~663㎜
- 重量 2770g
- 弾丸 6mmBB弾
- 作動方式 スタンダード電動ガン
- 装弾数 約90発
- 価格 約32000円 (新品税別・メーカー希望小売価格)
UDP9はアメリカのANGSTADT ARMSが製作している9㎜・45口径のARピストル
グロックのマガジンを使用し、AR系のフレームを使用した6インチのバレルを装備したデザインにストックの代わりにアームブレースを装備したことで片手での射撃が容易になりピストル扱いになっているモデルもある。
基本的なAR系の操作そのままで使用できるようになっているが、ARフレームをそのまま流用するのではなく9㎜用の排莢ポート・グロックマガジン対応の装弾口なPPC専用としてカスタムされている。
EMG×S&Tはスタンダード電動ガンでモデルアップ!
近年デフォルトになりつつあるG3電子トリガーやハイトルクモーターを標準装備し、外装をフルメタルを使用した本格モデルだ!
M-LOKのハンドガードは4インチ・6インチ・7.5インチ・10.5インチモデルと選べるバリエーションも多い
今回はその中でも7.5インチモデルになります。
付属品は本体、説明書、BBローダー(小)、EMGの製品カード?が付属します。
EMG×S&T製 UDP9 外観
外観はARをベースにしながら、この銃のオリジナル要素をしっかりと組み込んでいる。
M-LOKハンドガードを装備し、9㎜口径仕様にした専用レシーバーは角ばったスクエアタイプに変更されていて、ボルトフォアードアシストやリフレクターもオミットされているため細くすっきりしている印象が強い。
PDWストックが装備していて、全長も短く取り回ししやすく軽そうです。
フラッシュハイダーはスチール製で重く、排ガスポートが多く空いたものが装備されています。
勿論他のAR系同様にハイダー根元のイモネジを外して、回せば各サプレッサーや他社フラッシュハイダーなどに対応した14㎜逆ネジのネジ切があります。
ハンドガードにはハンドストップは標準装備されている。
ハンドガードを握っていても前方に手が滑るのを防止できますね。
地味にうれしい装備がされていると感じます。
ハンドガードは後方にANGSTADT ARMの刻印がプリントされたM-LOK規格の7.5インチハンドガードが装備されています。
なのでハンドガードは細く、握りやすい!
オプションパーツの対応もM-LOK規格なので問題なく、フォアグリップやライトなども装備が可能です。
ご覧の通りでフレームにはほとんど刻印がありません。
勿論この電動ガンは公式ライセンスを取っているので、ハンドガードやマガジンキャッチ近くにANGSTADT ARMSの正式刻印がされていますが、実物でも刻印が少ないので外観はシンプルな印象
セレクターはアンビ仕様で左右どちらからでも操作が可能です。
マガジンキャッチも延長されていて、かなり操作しやすい!
ボルトストップレバーはダミー、グリップはマグプルタイプのピストルグリップが装備されています。
操作系はシンプルですね。
因みに最近のAR系カスタムモデルとしては珍しく通常のARに使われるトリガーが装備されています。
人によってはストレートトリガーに変えるのもありでしょう!
テイクダウン用のピンは紛失防止用の六角ネジタイプになっているのは配慮が感じられますね(≧◇≦)
グリップ底部はモーター冷却のために穴がガッツリ開いています。
サバゲーなどで使う時は砂が入らないように注意したいですね。
グリップはマグプルタイプなのですが、滑り止め効果は弱く、お世辞にも握りやすいとは言いづらい(。-`ω-)
トリガーガード付け根は直下角に角ばっていてハイグリップできないですし、画像からわかるようにバリもガッツリ残っているので素手だと正直痛い!
グリップを加工するよりもグリップ自体をもっといいものに変えたほうがいいです。
ピストルタイプの角度が立っている太いグリップなのですが、
マガジンキャッチが延長されていて手が小さくともストレスなくマガジン交換が可能!
マガジンキャッチはかなり軽い力で操作できるのでとても扱いやすい!
アイアンサイトはTROYタイプのフリップアップサイトが装備されています。
多少ガタツキはある物の特に問題なく使用できます。
フロント・リア共に横についているロックボタンを押しながら倒すことでサイトを倒すことができます。
剛性についてはまだ分かりませんが、
メタル製なので無理をしなければ簡単に壊れることはなさそう。
サイトの穴は大きい穴と小さい穴が選べます。
他のサイト同様で小さい穴は扱いにくいので使い難いですが、大きい穴は見やすいのでサイティングは問題なさそう。
可倒式なので光学サイトを載せても問題なく、運用できますね。
横のボタンを押すとロックが解除され、倒すことができます。
逆にサイトを展開する時は、サイトを立てるだけなので光学サイトから素早くバックアップサイトとしても機能できますね。
チャージングハンドルはアンビタイプの扱いやすいものが装備されています。
引き切りは画像のところまでなのですが、
装備しているリターンスプリングのテンションが高すぎて、一度引いたらスプリングが伸び切りましたwww
流石にまともに扱っていないのに伸び切るのはどうかと思いますね(;´∀`)
購入したら速攻で交換した方がいいパーツです。
ホップ調整は他のAR系と同じく排莢ポートをオープンし、
ドラム式のホップチャンバーダイヤルを回すと調整できます。
ダイヤルはクリック感は弱いがコチコチコチという感じでちゃんと一定のクリック感はあるので調整しやすい方だと思います。
マガジンは実物同様にグロックタイプのマガジンを使用しています。
銃本体との相性もいいようで、刺さりもカチンっ!という気持ちいい音でしっかり入ってくれますし、マガジンもリリースボタンを押せば自重落下してくれるので素早いリロードが可能です。
外装もガスブロとは違いプラスチックなので軽量でかなり扱いやすい!
9㎜パラベラム企画なのでマガジンが細いので手が小さい人でもレディマグが可能です!
ある意味この電動ガンの最大の特徴といってもいいかもしれないパーツの一つがこの特殊なPDWストックです。
右側の太いチューブはバッテリースペースになっていて、その左側にワイヤーストックが装備されています。
片側だけのワイヤーストックは6ポジションでロックレバーを押すことでストックは抵抗なく展開できます。
ただ一般的なM4ストックは片手で展開しやすいのに比べて、両手でないと展開しにくいと感じます。
バットプレート部分は小さく、肩当しても安定しにくい(。-`ω-)
ワイヤーが片側だけでガタ付きも大きく、強く肩当するとバットプレートの面積が小さいので痛いwww
普通のPDWストックよりも軽量なのが利点ですが、逆に言うとそれ以外には利点は少ないのではないか?と思います。
デザイン的にも結構特殊な形をしているので好き嫌いがはっきりしそうな形ですね。
因みに僕は好みではありませんwww
レビュー終わったら速攻でストック変えます(;´∀`)
バッテリーはバッテリースペースの後方にあるボタンを押すことでカバーが外れます。
このボタンを押さなければ外れないようになっているので以外にしっかりした方法でロックされていますね。
コネクター形状は汎用性の高いタミヤコネクタータイプです。
なのでTコネクター対応にするにはカスタム化する必要がありそうです。
後方のバッテリーボックスはミニSバッテリー程度なら入るのでもっと小さい大きさのリポバッテリーや細いセパレートタイプならバッチリ入ります。
個人的にあまりストックが好みではないので変えますが、このまま使うのことを考えるとバッテリースペースはまぁまぁあります。
どのみち使いたいのなら良い電子トリガーを入れた方が良いかもですね(。-`ω-)
EMG×S&T製 UDP9 評価
レア度 | 60点 | |
---|---|---|
クオリティー | 80点 | |
性能 | 40点 | |
価格 | 50点 |
ということで実銃でも存在するPCCであるUDP9の紹介でした。
電動ガンとしては近年デフォルトになりつつある電子トリガー×ハイトルクモーターの組み合わせでキレとサイクルを両立しようとしています。
通常使用するのには問題ないですし、外装もフルメタルでいいので箱出しでは十分な性能・剛性です。
残念ながら今回買ったUDP9は電子トリガーが壊れた?のか発射できない状態でしたがwww
通常に発射できる状態だったとしても軽く使う程度ならまだしも、
ガンガン使いたいのならカスタムを入れなければ長期的には壊れる可能性が高そうですね。
間違いなくチューニングをしたほうがいいです。
後はところどころに粗が目立ちます。
先ほど書いたチャージングハンドルのリターンスプリングやグリップのバリや角が立っている、軽量化重視のPDWストックが使い難いなどの改善すべき場所は少々ある感じがあります。
ですが、パーツ交換や加工でどうともなりますし、メカボックスもVer2なのでカスタムパーツが豊富でチューニングの幅も大きいのでカスタムあり気の購入ならデメリットらしいデメリットがないような気がします。
サバゲーで本気で使うのならどのみちチューニングを入れますし、PPCだといってもベースはAR系なのでカスタムパーツが豊富で自分に合ったカスタムも可能です!
この記事を書いている2022年では増えてきていますが、まだまだPPCは多くは無く、しかも一番有名なARP9などはオリジナルデザインなので実銃をモデルにしているPPCも欲しい人がいるでしょう!
実銃をモデルにしているPPCはエアガンの中ではさらに少ないので実銃をモデルにしている貴重なPPCだと感じますね!
実銃由来のPCC電動ガンが欲しいのなら買って損はしない良いモデルだと感じます!