引用:バックトゥザフューチャー3より
世界一有名な拳銃って何でしょうかね?
多分メディアの露出が一番コルトガバメントやそのクローンモデルが有名でしょう。
100年以上作られ続けられている拳銃なので誰もが納得ですよね(≧◇≦)
それと同じくらい有名なリボルバーが同じコルト社から現在でも生産販売され続けられています!
現在のリボルバーの原型ともなった西部劇でこれがないと「西部劇ではない!」といっても過言ではない拳銃
今回はそんな拳銃をモデルアップしたガスガン
タナカ製 コルト シングルアクションアーミー(SAA)5.5インチ アーティラリーモデルの紹介です(`・ω・´)ゞ
コンテンツ
タナカ製 コルト SAA 5.5インチ(アーティラリーモデル) スペック
タナカ コルト SAA 5.5インチアーティラリーモデル スペック
全長 276㎜
重量 815g
弾丸 6mmBB弾
作動方式 シングルアクション式ガスリボルバー
装弾数 6+6発
価格 27280円(新品税別・メーカー希望小売価格)
コルトシングルアクションアーミーは1873年から生産され続けている
シングルアクション式リボルバー拳銃
1873年から生産が開始され、1911年にコルト社の名銃Ⅿ1911が採用されるまでアメリカ軍の正式拳銃として活躍したためシングルアクションアーミー=SAAと呼ばれました。
現在のスイングアウト式リボルバーとは違い、シリンダーがフレームから簡単に取り出せないので素早いリロードはできないが、その分SAAのフレームは頑丈で機構も単純だったため故障が少なく信頼性がとても高い拳銃だった。
名前の通りハンマーをダウンさせてから、トリガーを引くシングルアクションの動作が必要で、
現在のようにトリガーを引くだけでシリンダーが回転し、ハンマーも落ちるダブルアクションの動作は組み込まれておらず、
ただ単純にトリガーを引いても弾丸は発射できない。
モデルには多数ありますが口径や銃身長によって愛称が付けられていて
- 4.75インチのシビリアン
- 5.5インチのアーティラリー
- 8インチのキャバルリー
などに分かれています。
よく言われるピースメーカーも.45口径4.75インチモデルなのでシビリアンの一種ということになります。
西部劇や映画、アニメ、ゲームでの露出もそこそこ多く、どの作品でもSAAの機構の単純さと頑丈さを生かしたガンスピンやクイックドロー&クイックショットは見どころの一つですよね!
タナカはそんなSAAをガスガンやモデルガンとしてモデルアップ!
今回紹介するのはタナカの得意とするペガサス(システム)を採用したモデルで、シリンダーをガスタンクとマガジンにすることによってガスガンでモデルアップしたものです。
付属品は本体、説明書、BB弾少々、保護キャップ、ガス注入用延長アダプター+Oリング、分解用レンチが付属します。
分解用レンチは昔の非デタッチャブルシリンダーモデルのシリンダーを外すための工具らしく今回紹介するDCモデルでは必要ないかもしれません(;^ω^)
タナカ製 コルト SAA 5.5インチ(アーティラリーモデル) 外観
いやぁ~とても渋いですね♪
今回紹介するのはSAAの5.5インチモデルのいわゆるアーティラリーモデルで、
個人的に一番バランスがいいモデルだと感じますね。
全体的にHW樹脂を使用したブラックで統一されていて、ネジ類はスチール?だと思います。
色合いが少し違いいい感じですね♪
グリップはアメリカンイーグルを模したグリップが装備されています。
バレル左側面には(COLT SINGLE ACTION ARMY 45)の刻印
バレル上部にも(COLT’S PTFA MFG CO HARTFORD CT USA)の刻印がありますね。
本来はエジェクターは撃ちきった後に空薬莢を排莢するためのパーツなのですが、
タナカのSAAはこのエジェクターチューブ内に6発分のBB弾を装填できるようです・・・
が!どうやって入れるの?
エジェクターチューブの根元付近から入れてって説明書には書いてますが、
無理くりスプリング内部にBB弾入れて大丈夫なのか?って不安になりましたねwww
怖いので辞めときますwww
エジェクターロッドは今のリボルバーと違ってバレル下側にあるのではなく、
バレルの右斜めしたのオフセットな位置に配置されています。
分かってはいましたが、実際に見ると近代リボルバーを見慣れた僕には違和感です。
古式リボルバーは現代リボルバーではもうない装備やデザインが本当に楽しいです♪
フレーム下にタナカの刻印がありますね。
外観を損なわないように小さく刻印されてます。
ココもSAAの面白いと思ったところですね♪
トリガーが細いナロータイプトリガーでしかも左側にオフセット装備されているんですね!
カスタムパーツでワイドトリガーがありますが、
標準のナロートリガーは撃てればいいといった感じでとてもいいです!
フレーム側面には製造年月日のロット番号が刻印されています。
操作系のレバー類がほとんどなくメチャクチャシンプルなフレームですね。
グリップはアメリカンイーグルタイプのプラスチックグリップが装備されている。
全体的にチェッカーが入っているので滑りづらくなっていますが、
コルトのエンブレムの角が立っているので強く握ると痛いですね。
やっぱりSAAは木製グリップのイメージが強いので木製グリップに交換したですね(≧◇≦)
グリップ底部のバックストラップ部分にはガスガンではガス注入口があるんですが、
ペガサス搭載のタナカのSAAにはもちろんありません!
なのでグリップ内部は完全にガスタンクが無く、ハンマーにテンションを掛けている板バネが入っています。
フロントサイトは固定式、背が高いタイプで細い。
強い衝撃が加わると折れそうなので落とすと危険ですね(´・ω・`)
ガンスピンをするのが怖いですねwww
リアサイト?ノッチ?どっちだ?
SAAには今でいうリアサイトが装備されている訳ではなく、
フレームにある窪みがリアサイトの役割になるようです。
ココはフロントサイトと違って折れる要素がないので安心です(#^.^#)
サイティングはこんな感じです。
SAAは完全に腰打ちのイメージでサイトを覗いて撃つイメージがなかったのでコレは新鮮でした。
勿論フロントサイトは細く、ノッチは小さいのでサイトは覗きにくい。
大体の狙いを付けて撃つためのサイトというよりは、精密射撃をするためのサイトですね。
なので多分SAAは片手で持って腰打ちが正解ってことですね(^^♪
とりあえずガスの入れ方も紹介しておきます。
基本的に実銃でのリロードの操作がガス注入の操作になっていますね。
まずはハンマーをハーフコック状態にしてシリンダーを手動で回るようにフリー状態にして
上の画像のゲートを右に開いてシリンダー後端を見えるように開けます。
ハーフコックはこの状態ですね。
なんか基本的にハーフコックの位置はすぐにわかるんですが、
何回かに一回はハーフコックしてもシリンダーがフリーにならないことがあるので注意です!
そしてゲートを開くとシリンダーの後端が見えますね。
シリンダーはすでにフリーの状態なのでガス注入口が見えるまで手動で回します!
このシリンダーを回す操作感もかなり良いですね面白い!
回すと一か所だけ穴が開いた場所があるのでガス注入口と合わせて、
付属のアダプターをガス缶に取り付けて注入します。
とまぁこれでガスの注入はできますが、ガスを入れるたびにアダプターが必要になるのが面倒・・・
なのでデタッチャブルシリンダーなのでシリンダーを取り出してガス入れたほうが早いような気もしますね(;´∀`)
グリップ感覚は現代のリボルバーやオート拳銃と比べると握りにくい訳ではないですが・・・
独特なグリップ感覚がします。
バックストラップが長くグリップの首回りが細いせいでしょうね。
操作感はスムーズで特に作動音がハンマーをコックする際のカチッ!カチカチッ!って音が非常にリアルです。
トリガーを引いたら、スプリングのテンションが強いので結構勢いよくハンマーが落ちます。
ハンマー部分に指があったら間違いなく挟んで血が出るので注意を!
ですが両手で保持して撃つときはグリップが小さいので結構持ちにくい( 一一)
といってもSAAを両手で保持するような撃ち方はあまりしないと思いますが・・・
重量は約809gとスペックより約6グラム程度軽いですが、まぁ誤差の範囲内ですね。
HW樹脂なのでABS樹脂ベースよりも少し重いと思いますが、
重量バランスがよく実際は800gと感じませんね。
タナカ製 コルト SAA 5.5インチ(アーティラリーモデル) 簡易分解?
お次は簡易分解?になるのかな?
デタッチャブルシリンダーなのでシリンダーが取り外せます!
ガスを注入するときにはシリンダーを取り外したほうが
注入しやすいので分解方法も載せときます!
まずは①のベースピンスクリューを押して、押しながら②のベースピンを矢印の方に引きます。
そうすると画像のように引っ張った状態でロックされるので、
この状態になるとシリンダーをロックしていたピンがはずれている状態なのでシリンダーが外れるようになります。
後はハンマーをハーフコックさせればシリンダーが横からゴロっと外れるので
これで分離は終了になります。
組み立てはこの逆の順序で・・・といいたいところですが、
注意しないといけないところがありまして・・・
上の画像の赤丸部分にはピンをロックする凹凸です。
この凹凸とピンが噛み合ってないとちゃんと回らずにノッカーなどのパーツが折れてしまう可能性があります。
ココの凹凸にシリンダーを合わせる形で横から入れます。
後は組み立ての逆でベースピンスクリューを押しながらベースピンをシリンダーに押し込んでシリンダーがロックされるのでこれで組み立て完了です。
組みあがった状態の時に赤丸のところがちゃんと噛み合っていたら正常に組みあがった証拠です!
ココが噛み合っていない状態で無理に作動させると故障するので組みあがったらまずここを確認しましょう!
タナカ製 コルト SAA 5.5インチ(アーティラリーモデル) カスタム
タナカの純正のSAAのグリップは基本アメリカンイーグルのデザインを模したプラスチックグリップです。
SAAのグリップといったらやっぱり木製なので手に入れた
キャロムショット製のタナカSAA用木製グリップを装着していきます!
その前に手に入れたグリップ無塗装・無着色だったのでオイル処理していきますね♪
無着色のSAA用グリップ
このままだと装着してみても色合いが味気ない・・・
もっと茶色の渋い色合いでないと・・・
使用したのはワトコオイルのダークウォールナットで着色!
ワトコオイルには亜麻仁油が含まれているので空気に触れると次第に固まって行きます。
なのでニスやウレタンクリアーなどの表面処理が必要ありません。
一度塗って1時間放置⇒ふき取る という流れを3~4回ほど繰り返しました(;^ω^
いい色合いですね♪
これぐらいが好みなのでこれにて着色は完了です!
装着するとザ・SAAって感じのルックスになりましたね♪
画像では光が直接当たってるので比較的明るめにグリップが見えますが、
まだ乾燥が不十分だったようで装着していじくっているうちに少しオイルが取れてしまったのでしょう(;´д`)
後でとりあえずやり直すとしても、かなりいい感じです♪
控えめに言ってカッコイイ!!
昔の銃はよく鉄と木のパーツが似合います。
グリップ感も純正のグリップよりもすべすべした質感で余計な凹凸もなく持ちやすいですね!
タナカ製 コルト SAA 5.5インチ(アーティラリーモデル) 命中精度
ご覧の通り全く当たりませんwww
因みに12発で測定しましたが、1発当たるかどうかでした。
(BB弾はS2S製の0.2gバイオBB弾を使用・射撃距離は約10m程度)
5ⅿ程度ならある程度当たりますが、10mとなると初速が足りず、バラけるイメージです。
他のタナカのリボルバーもそうでしたが、ガスの気密が取れない設計で毎回チャンバー位置が変わるので精度が低いのはしょうがないですね(。-`ω-)
とはいえこの銃は撃てるだけでも意味があるのでとっても作動ト操作が楽しい1丁ですね♪
タナカ製 コルト SAA 5.5インチ(アーティラリーモデル) 評価
レア度 | 80点 | |
---|---|---|
クオリティー | 90点 | |
性能 | 30点 | |
価格 | 30点 |
メリット
・西部劇ならコレ!サバゲーでも使えるロマンが詰まったSAAのガスガンモデル
・ペガサスおかげでSAAの中ではパーツが豊富
・ペガサスのおかげでグリップ内部にガスタンクが無く、実銃用グリップ装備可能!
・西部劇のようなガンプレーが可能!
デメリット
・ペガサスのせいでリアルカート仕様ではない(シリンダーマガジン式)
・構造上ガスタンクにガスやBB弾を入れにくい
・構造上エキストラクターは可動はするがダミー
・ハンドガンの中では価格がやや高い
・性能はオート拳銃には敵わない
ということでタナカ製コルトSAAアーティラリーの紹介でした。
一言でいえば素晴らしいリボルバーです!
外装はHW樹脂でペガサス搭載機なのでグリップ内部の構造などは実銃同様です。
なので構造的にもリアル(安全対策はされています)なのでいじっても楽しいモデルですね♪
可動パーツの操作音もカチカチとメカメカしく、旧式リボルバーということでグリップ感覚やトリガー感覚も今のリボルバーとは違うので近代リボルバーやオートマチック拳銃に慣れた人が触ると新鮮でとても楽しい!
個人的に欠点はガスを入れにくい事、カート式リボルバーでないことぐらいですね。
といっても上の問題を解決したいのならマルシン製を買え!ってなるので、
SAAという拳銃で見ると・・・
- 扱いやすい外観がリアルなタナカSAAを取るか?
- 構造などはリアルでないがカート操作がリアルなマルシンSAAをどちらを取るか?
という話で構造上無理な話なので実際はデメリットはほとんど感じません!
このデザインと操作性にはロマンしか詰まってないといえる素晴らしいモデルでした。
これは一つ手に入れるとバリエーションが欲しくなるモデルですねwww
次はキャバルリーが欲しくなりましたwww