今回はサムライエッジの中の異端児であるサムライエッジバリーモデルver2のレビューです。
サムライエッジはバイオハザードに登場する架空の都市(ラクーンシティー)の警察の特殊部隊(S.TA.R.A)に配備された特殊拳銃です。
その中でも今回紹介するバリーモデルはサムライエッジの製作者であるロバート・ケンドと仲がいいバリーバートンが特別に作ってもらったモデルで他のサムライエッジとは明らかに違う大口径を好むバリーの意思が反映されたモデルでした。
今回のバリーモデルver2はそんなバリーモデルの進化バージョンでBSAAのアドバイザーになったバリーがバイオハザードリベレーションズ2で使用したモデルになっています。
バリーモデルはサムライエッジの中でもかなり変わったモデルなので一定のファンがいますね。確かにロマンに溢れてるので気になる人が多いのでしょう!
ということでサムライエッジ バリーモデル ver2 を見ていきましょう!
コンテンツ
サムライエッジ バリーモデル ver2 スペック
- 全長 258㎜
- 重量 1155g
- 弾丸 6㎜BB弾
- 作動方式 ガスブローバック式セミオート
- 装弾数 32+1発
- 価格 27800円(税抜き新品価格)
サムライエッジバリーモデルでは先ほどの説明通りバリーの意思が反映されている特別なモデルです。
バリーモデルははじめ大口径主義のバリーらしく普通ベレッタⅯ92Fは9×19㎜パラベラム弾を使用しますが、バリーは40S&W弾を使うベレッタM96Fをベースに使っているのでサムライエッジの中でも火力が高く異色な銃だった。
ですが、ラクーンシティー壊滅後にバリーはBSAAのアドバイザーとして活動していくうちに自分の老いを感じているときにB.O.Wの攻撃を受けてしまい。そのはずみでバリーモデルは壊れてしまう。
そこでジルモデルをリファインしたと聞いたバリーはBSAAの技術班のクエントにバリーモデルのリファインを頼み、
そこで老いたバリーでも扱いやすく、9×19㎜パラベラム弾を使用するベレッタⅯ92Fにベースを戻して作成新生サムライエッジバリーモデルver2となります。
東京マルイはガスガンとして新型Ⅿ9ピストルをベースにバリーモデルver2をモデルアップ!
旧型バリーモデルとはかなりパーツがカスタム&改善されていてより扱いやすく、汎用性に富んだカスタムが施されてます。なのでベレッタとしてもサムライエッジとしてもかなりカスタムされていてゴツイ!カッコイイ!!
性能面でもかなり優れていて20㎜アンダーレールが細分化されライトのポジションを選びやすくなったり、グリップにフィンガーチャネルが装着されてまるで吸い付くようなグリップ感覚があるのでかなり扱いやすい銃になってます。
そのカバーにはバイオハザードリベレーションズ2とのコラボ商品であるためバリーバートンが映ってます。年老いたといえバリーが戦う姿はカッコイイ!
専用のガンケースに入ってきますジルモデルA1と同じタイプのガンケースですが、ステッカーが違います。
ガンケースの中にはくっきり銃の形に切り抜かれています。ただ専用のガンケースなので汎用性はなさそう・・・
バリーモデルver2の細かいエピソードが載っている解説書と専用のパーツが装着されているので破損した時用のパーツリストなどが付属。
これも他の限定商品とおなじようにパーツの在庫がなくなり次第サービス終了なのでサバゲーでガンガン使用するには抵抗がありますね。
サムライエッジ バリーモデル ver2 外観
では外観です。最初にバリーモデルを持たときに思ったことは「これは本当にベレッタⅯ9なのか?」ということ
カスタムはここまで銃の印象を変えてしまうんだなぁ~と思いましたね。車とかでもいっしょですが(;´∀`)
ただ無駄に大きくしたという訳でなく設定では銃口についてあるコンペンセイター(マズルブレーキ)は脇にあるガスポートのおかげで反動が抑制されてサイトを見るときの視認性をアップさせ、
ロングマガジンは威力が劣る9×19㎜パラベラム弾を装弾数でカバーするためとちゃんと設定を練り込んだ本格的なカスタムをしています。
ホールドオープン時の姿はコンペンセイターのおかげで銃自体が大柄なので迫力があります。
ブローバックのキックは決して強くはないです。だってⅯ9がベースだから
でもこのホールドオープンした時の姿は大柄な銃だけあって迫力とロマンの塊といえますね。
コンペンセイターはしっかりレールスタビライザーに固定されているので取れることはありません!樹脂製で軽いので重量バランスは崩れていませんね。
でも限定モデルだからもうちょっと作り込んでほしかったところ・・・レールスタビライザーにはバリが残っちゃってます。
頼むぜ・・・マルイさん・・・
スライドやレールスタビライザーと段差がないようにコンペンセイターもツライチになるようにデザインされてます。
それでも肉抜きやスリッドが多いのでゴツゴツ感があり武骨な雰囲気
レールは7ポジション選べるようになっていて、旧バリーモデルよりもレールが細分化されてますね。
というか下のレールにはバリはないですね・・・
マルイさん頼むから最後の一歩までちゃんと作ってくれ!せっかくいいもの作っているんだから最後の詰めの甘さが目だっていますよ!
スライドはブラック塗装で左側には(S.TA.R.A R.P.D special team)の刻印、右側は(custom kendo shop)の刻印が入ってます。これぞサムライエッジの刻印です!
ジルモデルA1と刻印や塗装は同じですが、リアサイト・フロントサイトが固定式なのでスライド自体は互換性がありますが、流用にはカスタムが必要ですね。(フロントサイト追加など)
大きく変わったハイブリットタイプのグリップにはバリーのパーソナルカラーであるレッドメダリオン+フィンガーチャネルの全く新しい組み合わせ
指が引っかかるのでホルスターとかからドローするときには邪魔になりますが、安定して握っていられるので射撃特化の拳銃であることが分かるカスタムですね。
全く新しいデザインなのでちょっと抵抗があったんですが、5分もしたら慣れました。逆にワンパターンなデザインから脱却したと考えると大きな進歩です!
フィンガーチャネルの先端部分のラバー塗装が少し剥げてますね。
あまりバリーモデルは使ってないのですが、ここはやっぱり手がこすれて塗装が剥げるので使い続けるとあっという間に剥げるでしょうね。
中古品でバリーモデルを調べるとここが剥げていることが多いので注意が必要です。(もしも中古品買ってココの剥げがひどかったらマルイにパーツ送って再塗装してもらうのもアリです!)
バリーモデルの特徴の一つのコンペンセイターはまるでブロックの様でサイドの排熱ポートがすごい形してますねwww
しかも画像のようにフロントサイトはコンペンセイターに移植されてます。
横から見ると排熱ポートはこんな感じにガッツリ肉抜きされていて弾丸が通るための穴の部分にはサポートリングのようなものもついています。
もちろん射撃時にこのコンペンセイターに干渉して弾が飛ばないということはありません!
ココは流石マルイ製です。かっちり作ってます!
スライドを引くとスライドの前方がコンペンセイターに格納されていることが分かりますね。
ここ個人的にすごくカッコイイと感じ出ます。
デザイン的にもまとまりがありますし、作動するたびに干渉せずにコンペンセイターに収まるのですごい加工精度だと感じます。
大体他のメーカーならどこか擦れたりするんですが、マルイはどこも擦れてないです!
でも隙間も適度に開いているだけなのでやっぱりマルイの技術力はセカイイチィィィィ!!と叫ばすにはいられない。
スライドが格納される構造上フロントサイトがあった場所は切り落とされていますね。
リアサイトはサムライエッジオリジナルのサイトではなくバリーモデルオリジナルの背の高いサイトが装着されてます。
見やすいんですが、折れないか心配ですwww
ホワイトドットは入ってないですが、結構見やすいので良きです。
握ってみると・・・なんだコレは?今までサムライエッジをたくさん触って握ってきましたが、異次元の握り心地!
驚くほど握りやすい!今までのグリップデザインとは大きく違うので少し抵抗があったのは間違いないです。真新しいものは謙遜されますからね。
でもこれは・・・すごく握りやすい!フィンガーチャネルがしっかりと指にフィットしてくれているのでハイグリップがいい感じです。
マガジンは旧型と同じようにロングマガジンが標準装備。
ゲームでもロングマガジンなので普通のベレッタよりも装弾数が多かったです。でもその代わりロングマガジンは重いので少し扱いにくくなっている印象。
おぉ~重量はスペック表よりも重い1162gでした。
サムライエッジでこの重量はすごく重いですね。比較でデザートイーグルの重量を書きますと1110gでした。バリーモデルの方が50gも重いことになります!
やっぱりマガジンがかなり重いです。
本体重量の約3分の1程度の重さですもん!でも重量バランスはグリップよりなのですごく扱いにくいということはないです。逆に「1160gもあったの!」って驚いているくらい軽く感じます。
サムライエッジ バリーモデル ver2 比較
次にノーマルのⅯ9ピストルとバリーモデルを比べます。
これが本当に元は同じ拳銃であると分かりますか?www
大きさや装備がまるで違うのでもはや別の銃に思えて仕方がない。
重量差やサイトシステム、グリップのしやすさ等違いすぎて比較するに及ばないほどです。
性能には関係ないけれど、銃に使われている色がバリーモデルの方がカッコイイのでノーマルⅯ9が物足りなくなってしまう感じがします。
サムライエッジ バリーモデル ver2 命中精度
命中精度の確認です。
使用弾はS2Sの0.2gバイオBB弾を使用。射撃距離は約10mでガス1チャージ約13秒でした。
他の銃のレビューでも言ってますが、やっぱりマルイさんの箱出し命中精度ヤバいです!
ほとんど中央に命中していて、しかも散っている弾もメチャクチャ当てるのが楽しかった僕が連射気味に撃ってしまった弾でしょう。
全発命中しているのを確認しているし、なんといってもさっき説明書と一緒であった解説書でも(バリーが売ったらターゲットの中心に弾丸が吸い込まれていった)と書いてあったのでバリーの気持ちを味わえる素晴らしい銃です!
ブローバックこそキックは強くないですし、新型エンジンを使った最新のガスガンには負けますが、使っていてもかなり楽しい銃です。
サムライエッジ バリーモデル ver2 評価は・・・
レア度 | 100点 | |
---|---|---|
クオリティー | 90点 | |
性能 | 90点 | |
価格 | 20点 |
ということで今回はサムライエッジのバリーモデルver2でした。
以前に旧バリーモデルを所有していたんですが、コンペンセイターのイメージがかなり変わってゴツくなりましたね。
それとやっぱりグリップです。今までは木とシボ加工のハイブリット風グリップだったんですが、デザインが変わってフィンガーチャネルが追加されて驚くほど手になじむ!
もしも限定モデルのサムライエッジの中でどれがオススメか?聞かれるとこのバリーモデルver2が真っ先に候補に挙がることでしょう!精度もいいし、見た目のインパクトも申し分なし!
すでに他のサムライエッジ同様(STDモデル以外)と同じように生産終了品ですが、もしも中古品で狙っているのだったらかなりおススメできる1丁です。
最後に一言・・・ヤバすぎるですね!