E&L AKM(DXバージョン)をレビュー!リアルウッド・フルスチールで質感が圧倒的リアルなAKM!!
以前E&LのAKMを購入したんですが、外観を見ていると気になるところがいくつかあったんで気になるところを修正していこう!と思います。
このE&LのAKMすごくリアルでカッコイイのにちょっとした違和感のせいでなんかおもちゃっぽく感じでしまうんですよ。もったいない・・・
最初は最も「ここはどうなんだ?」と思ったグリップから行くことにしました!
AKMのグリップを塗装!
はいというわけで、AKMから取り出したグリップです。
こげ茶色一色の整形色のままですごく味気ないグリップ。バリもしっかり残ってるしどうしてもこのままじゃリアルなAKMとは不釣り合いで、気に入りませんね。
まずは全体を800番のペーパーをかけて、バリ取りしてから1000番でもう一度全体をきれいにしていきます。
この角度ならバリがきれいに見えますね。結構がっつり残ってるので触ると段差がとても気になるんですよ。
ペーパー掛けるのも一苦労です。もっと目が粗いペーパー使えばいいんですけど、手持ちにちょうどいいやつがないので800番で処理しました。
全体的にバリ取りして、ペーパーをかけたので、塗装に移りたいと思います。ほかの方も塗装していた方がいたので参考にさせてもらって、(サンディブラウン)、(レッドブラウン)、(艦底色)、オリジナルで(こげ茶)でベースの色を塗っていきます!
こんな風にティッシュに塗料をつけて全体的にポンポンと叩いて塗料をつけていきます、。
本当はスポンジでやったほうがいいのですが、この時はスポンジでやるという頭がなく、手元にあったティッシュで代用しました。もっときれいにしたい人はスポンジでやったほうがいいと思います。
ティッシュだとグリップに張り付いて、クリップが汚くなりました、、、
下塗りが終わったので、奥行き感が出るようにキャンディーブラウンで塗装していくんですが、残念ながら撮影するのを忘れていたので、画像がありません、、、
キャンディーブラウンを作るために、クリアーイエロー、クリアーブルー、クリアーレッド、クリアーオレンジを混ぜて作りました。
そして作ったキャンディーブラウンをエアブラシで塗装したのがこんな感じです。
塗装後は少しクリアーブラウンが明るめだったかな?と思ったのですが、見慣れたのかあまり気にならなくなりました。
少し地味目な色合いなので汚れなどは目立たないと思いますね。それと塗装後はバリもきれいになって握り心地もよくなっているので満足です!
では最後に表面の保護をしていくのでクリア塗装をしていきます( `ー´)ノ
使うのは一液性のウレタンクリアーを塗装していきます。このウレタンクリアーはルアーに使うものらしいので、汚れに強いと思い購入しました。
2液性ではないので強度は負けますが、使いやすいのでこれを使っていきます!
こんな感じでウレタンクリアーがまんべんなく塗っていくことで、コーティングしていきます。クリアーは2~3回塗りたくります。
う~ん、、、少し梨肌ような感じになっていますが、気になるのであれば後でペーパーをかけるので問題ないでしょう。
とりあえずグリップの塗装は完成です。
最初のバリあり整形色だけのノーマルグリップと比べるとかなり見栄えよくなりました。
(ちょっと画像ではわかりずらいですが、ちゃんと光に充てると色の違いが見て取れます。)
きれいに仕上げたいならもっと工程を増やすべきなんですが、そこまできれいにしなくても見栄えよくしかも汚れに強いので汚いAKにちょうどいいと思うので、あまり細かくはやらないことにします。
追記 グリップ塗装やり直し
この後に1000番のペーパーがかけてゆず肌消しをしようとしたんですが、凹凸が激しくいったん塗装を剥いでやり直ししました。
こんな風な模様になりました。前のよりも色合いが濃く手個人的にはうまくいきました。
色の濃い順からコゲ茶⇒レッドブラウン⇒艦底色⇒サンディブラウンの順に歯ブラシを使って全体的に塗装した後、1000番のペーパーである程度研ぎ出ししたのちに3回ウレタンコートをしています。
ウレタンコートを3回も施せばごらんのとおりツヤッツヤです♪
ほとんどゆず肌もないので軽くコンパウンドで磨けば十分きれいになるでしょうね。個人的には色合いや模様は前回よりも気にいりました!
エイジングのためAKMを分解!
前回E&L AKMのグリップ塗装したのですが、それと並行して本体のエイジングとストック加工していきたいので、今回はフレームを分解していこうと思います。
ただきれいにするのはいいけれどある程度、銃を分解していかないといけないので分解、整備、ケアの3つをしていこうと思います。
まずトップカバーを外したのですが、どれくらい表面にオイルや汚れがついているのか気になったので、ウェスにピカールを塗りたくって表面を撫でてみると、こんな感じに茶色くなりました。
結構汚れているのか、、、確かE&Lって実銃に使われるガンオイルを使っているって聞いたことあるから、フレームに錆止めとしてオイルを塗っているのかもしれない。
では本体を分解していきます。
本当はストックから分解したんですが、画像を取り忘れていました(-_-;)
上下のネジ2本を外したらとれるのですが、結構渋くてなかなか取れないのでマイナスドライバーなどてこの原理を利用して傷つかないようにして取り外しました。
その次にセレクトレバーを取り外します。
セレクターの根元にある丸いネジを回すと取れますが、これもまたペンチとか使用してもなかなか取り外せません!ツルツル滑るし、思いっきりやると傷つくし、、、
コツとしてはこのセレクターを曲がんない範囲でフレームに指で押し付けながらネジを回すと簡単に取れました。個体差なのかな?
こんな風に外せます。こうしてみるとフレームに光沢がありますが、これでもオイルまみれなので、絶対に汚いですよね。服とかにつくと取れないやつだ。
次にAKMのフレーム部分とフロント部分を分離させていきます。
画像の赤丸3つを外していきます。赤丸のうち1つは横についているので上の画像から見えませんね。
横から見るとこんな感じにネジがあります。この3つを外していきます。
上から見たネジ2本を外すと本体に固定されていたマグウェル部分がぽろっと外れます。
そして横のネジを外すと、チャンバー部分もスライドできるようになり取り外す準備ができるようになります。
ということで、海外製AKの分解の最大の難所であるのがここ(-_-;)
画像中央のサイトの下大きい空洞部分に2つのイモネジが入っている穴が見えていますよね。
ここのイモネジ2本を外したら、フレームとフロント部分を2つに分離することができます。
ですがここに六角レンチ突っ込んで外すんですが、これがなかなか回しづらくて外れません!ここがAKの分解で一番嫌いです!
僕は六角レンチをこんな風にいびつに曲げてようやく回すことができました。時間をかければ普通の六角レンチでいけないことはないのですが、あまりにも回しづらかったので曲げてネジを回した時のストローク量を多くして外しやすいようにしました。
30分の後にようやく2つネジを緩めたので、先にハンドガードを外していきます。
ハンドガードは上下2つあるのですが、上の部分はリアサイトの右横にあるレバーを上にあげるだけで簡単に外れます。
問題は下のハンドガードの分解です。
写真中央の金属部品のイモネジを緩めて、プラハンマーなどで前に叩きだすと外れますが、僕の個体はここが結構硬くて傷つかないように数分優しくたたいてハンドガードを外しました。
クリーニングロッドもハンドガードの穴を貫通していたのでこれも外しておかないと分解できませんね。クリーニングロッドはネジとかでは一切止まっていないので、画像のように前に引っ張って外れます。
こんな風にハンドガード部分も分解完了しました!もとから剛性が高いだけに外す時も一苦労ですわwwwプラハンマー必須ですな。
最後にプラハンマーでリアサイト部分を軽くブッ叩くと簡単にフレームとフロント部分を分解できました。
これからエイジングしていきたいとおもうのですが、並行してストックのオイルフィニッシュ加工もしているので、次はストックの加工状態を見ていただこうと思います。
メカボックスですが、サバゲーはやりませんし、作動もお座敷程度なので分解しません!今回AKMはガワの分解で終了です。
ウッドストック、ハンドガードのオイルフィニッシュ加工!
今回はAKM最大のカスタムになるウッドパーツのオイルフィニッシュ加工をしていこうと思います。
AKMのニスは購入した時から臭いがきついと思っていたし、もっとAKっぽい汚い加工をしていきたかったのでオラわくわくすっゾ~!
前回取り外したストックとハンドガードです。まずは目が粗いペーパーでニスを剥いでいきます。因みに1000番とかでは歯が立たないので240番をチョイスしました。
今回はストックで加工工程を見ていきたいと思います。
こんな感じでニスを剥ぐと木の部分がすぐに出てきますが、ストックは大きいので少し時間がかかります。
ニスの色がどれだけ濃いのかわかりますね。ニスがはがれると下のきれいな木の部分が出てきてしまって、見るも無残なことになりそうなので、オイルで手入れしたほうがやはりいいかもしれません。
ニスをすべて剥ぐとこんなにきれいになりました。一応240番のペーパー掛けてから1000番ぐらいで表面をある程度ならしました。
すごくきれいな下地でオイルがきれいに染まりそうですね。
これからオイルで俺色に染め上げていこうと思います。色は個人の好みによって変わると思うので、お好きなあなた色に染め上げてみてください!
ではいく!
使うのは有名なワトコオイルになります。色は8種類ぐらいあってその中のチェリーとミディアムウォールナットを選択しました。
まずはチェリーを下地にして塗り込んでいきます。オイルを塗りこむことで、木にオイルがしみ込んで、きれいな木目が浮かんできます。
この色を付けるときの作業は一気に見栄えが変わるので感動しますね。
因みにワトコオイルの正しい使い方はオイルを塗った後しばらくしたら布などで表面にあるオイルをふき取るようですが、
オイルを完全にふき取ってしまうと木の質感が残りますが、オイルによる光沢が失われてしまいます。しかも色合いもガラッと変わってしまうのであまりお勧めしません。
なのでAKMではストックに塗って染み込まなかったオイルもふき取らずにそのまま乾燥させることで表面保護ときれいな光沢を残すことができて、リアルな仕上がりになります。
※完全に乾いた時にごみが入っているとザラザラとした感触になってしまうので気になる人は軽くふき取ってからオイルを重ね塗りしていくことをお勧めします!!
次にミディアムウォールナットを塗ったんですが、少し黒さが足りないと思い追加でダークウォールナットを塗ることにしました。
チェリーを塗ったときは色合いが赤買ったのですがダークウォールナットを上塗りしたので。思っていたAKの色合いを出すことができたので、これを2~3回繰り返して理想的な深みを持たせていきたいと思います。
因みにハンドガードも同じように塗装していき順調です。ただ上のハンドガードは木の素材が違うのかほかの木製パーツと比べてもオイルがしみ込まない印象なので、ストックよりも多くオイルを重ね塗りしました。
因みにハンドガードの上の部分に金属パーツがついていたのですが、外し方がわからなかったのでエアソフト97さんのブログを参考にして外しました!
さすがプロですね。僕は「これどうやって外すの?」と10分ぐらい悩んだ挙句にググりました(笑)
軽く組んでみたらこんな感じになりました!結構リアルになっているのでこのまま2週間ぐらい乾燥させて、ちゃんと組んで完成になります。長かったけれど満足いく仕上がりになりそうです!
E&L AKMカスタム完成!!
画像では光が当たっているから実際よりも若干明るい茶色に見えますがもう少し赤みがある茶色です。かなりイメージに近い色に仕上がりました!これだけでもやった価値があった!!
ちょっと頑張ったベークライト調グリップです。実物見たことないのでググっていろいろ探した結果こうなりました。色を何色か使ったのでマダラ模様もちゃんと再現できています!
エイジングの結果鉄っぽい光り方をしてくれました。ただオイル落としすぎると錆びやすくなると思うのでほどほどにしておきました。
めっちゃカッコイイ、、、ワトコオイルの効果絶大だね♪ニスの時とは思えないほどリアルな質感!色合いもこれぞAK(偏見)!という感じです。
これはカスタムしてよかったですよ!フルスチール&リアルウッドが材質だったらこんなにもリアルになるのか、、、これは癖になりそう(笑)