SAOの中でも剣ではなく銃を使うゲームでガンゲイルオンライン(GGO)がありますよね。そこで登場したシノンは凄腕のスナイパーとして人気が高いです。
そんなシノンが愛用しているライフル(ウルティマラティオ・ヘカートⅡ)はライフルの中でもトップクラスの破壊力を誇ります!
女子高生でゲームの中とはいえアンチマテリアライフルで精密狙撃したりとかなりの技量をもったプレイヤーで劇中で活躍していました。
ですがシノンの使うヘカートⅡなのですが同じアンチマテリアルライフルのバレットⅯ82などと比べると知名度が低いのではないでしょうか?
アンチマテリアルライフルの中でバレットが有名な分、他のライフルが影に隠れているのでどんな性能なのかが分からない。
なので今回は劇中でシノンが使用したかっこいい活躍をしたヘカートⅡやそのほかの銃についてみて行きたいと思います!
PGM ウルティマラティオ・ヘカートⅡとは?
シノンの愛銃で小説、アニメでも登場したのがこのPGMプレジション社が開発したウルティマラティオシリーズでは最大口径の12.7㎜×99㎜ NATO弾のライフル弾を使用するのがヘカートⅡです。
ヘカートの名前の由来はギリシャ神話の死の女神(ヘカテー)から由来しています。
引用 Wikipedia
最大射程距離は約2㎞程で、
作動はボルトアクション方式の昔ながらの作動方式でスナイピングやいざといった時のジャムなどがセミオート式のライフルと比べると信頼できる構造になっています。
現在のセミオートマチック式の作動をするライフルと比べると命中精度や作動性にアドバンテージが高くなっているのです。
アンチマテリアルライフルとして開発されたヘカートⅡは戦車の装甲や壁を貫通させるためのライフルで弾丸が大きく制御しにくいため先端には大型のマズルブレーキ(コンペンセイター)が採用されています。
発射時の排ガスを効率よく排気ポートから排出することで7.62㎜×51㎜ NATO弾を使用するFN社のSCAR-HやFAL、L96A1などのライフル銃程度の反動に抑えられるようになっているといわれています。
また高威力の弾丸を発射する必要があるので銃にかかる負荷も大きいので頑丈に作る必要があったのですが、頑丈に作ると重量が重くなってしまう。
このデメリットがあるのでアウターバレルには肉抜きと放熱効果があるバレルフローティング加工がされているのでアンチマテリアルライフルの中でも比較的軽量で重量は13.8㎏程度に抑えられています。
約14㎏もあるライフルを完全に使いこなすには筋力も必要そうですね。持ち歩くのだけで息切れしそうです。
このヘカートⅡの破壊力がどれほどかというと使用する弾丸の12.7㎜×99㎜の弾丸はⅯ2重機関銃で使用される弾でヘリコプターやガンシップに採用されるほどの威力がある弾丸です。
現在でも各国軍隊に採用されていて開発国であるフランスだけでなくラトビアやエストニア、スロベニア、スイスで採用されています。
ファンアイテムとしてエアガンで欲しい人もいるとは思いますが、残念ながらヘカートⅡをモデルアップしているメーカーは現在存在せず、入手することは難しいです。
ですがそのうちエアガンとしてモデルアップされてほしいですよねぇ~
バレットがモデルアップされている以上可能性はあると思うのですが、、、
338ラプアマグナム弾を使用するミニヘカートは海外メーカーのS&Tからモデルアップされています。
グロック 18C
アニメ版でシノンがサイドアームとして使用していたのがこのグロック18Cです。
グロック18Cはオーストリアの銃器メーカーであるグロック社が開発した拳銃(グロック17)をベースにセレクターによってフルオート射撃が可能になっているモデルです。
現在ではガバメントやベレッタと並ぶほど各国警察機関などにも配備されたポリマープラスチックを使用した拳銃として有名ですよね。
一般的な9×19㎜パラベラム弾を使用して、グロック18Cはグロック17と違ってスライド前方に排熱目的のマグナポートが配置されているので熱暴走によっての命中率低下を抑えていますが、
ポリマープラスチック採用によって重量が700g程度と軽量なのでフルオート射撃時は手の中で暴れるため命中率が低くなっています。
そのため専用のストックを装備することで反動を抑制することもできます。
シノンはフルオート射撃時の命中精度を補うためにロングマガジンを装備することで装弾数を上げているようです。いろんなFPSやアクションゲームでも登場しているマシンピストルなので有名なモデルになっていますね。
こちらはエアガンでも有名メーカーの東京マルイからガスガンで登場しているので購入することができます。
H&K MP7A1
アニメ版では登場していませんが、小説で装備していたサイドアームがこのH&K MP7A1です。
先ほどのグロック18Cのようにフルオート射撃とセミオート射撃が可能なサブマシンガン(PDW)で、アニメ版ではいくらゲームのなかとはいえサブマシンガンをフルオート+片手撃ちは女子高生では厳しいだろうということで採用が没になったようです。
ドイツのヘッケラー&コッホ社が開発したMP7A1は4.6×30㎜弾を使用し、グロック18Cと比べると倍近い重量の1.6㎏程です。銃本体にはライトやグリップ、光学サイトをつけることができる20㎜のピカティニーレールが装備されて、可変式のストックも常備されています。
なのでグロックと違い別途でストックを用意する必要がなく、安定した射撃ができるのでドイツをはじめイギリスやアメリカ日本の自衛隊でも採用されるほどの人気と知名度を誇っていてPDWの中でもトップクラスの性能と信頼性が置かれた銃になっています。
アニメ見たときに知っている人はすぐにMP7がグロックに変わっていたのに気が付いたでしょう!
「あれ?MP7がグロッグ18Cに変わってる?設定ミスかな?」と最初思ったんですが、違いましたね。
人気のモデルなので多くのエアガンがモデルアップされていて大手東京マルイでは電動ガンとガスブローバックガンで、KSCやVFCなどといったほかのメーカーからも多くモデルアップされている銃です。