バイオハザード2から登場しているレオン・S・ケネディーはバイオハザードの中でも人気が高いキャラの一人ですよね。
バイオハザード2では絶望的な状況でも冷静な判断力と天性のサバイバル能力によってクレアと共にラクーンシティーから生還し、あらゆる武器を使いこなしてシリーズ中で多くの作品に登場して事件を解決してきました。
主にマイナー銃が好きなようで、個人的なこだわりがあるのかレオンが使用する拳銃はどれもカスタマイズがされた拳銃がほとんどです。今回はそんなレオンが愛用してきた拳銃についてみていきましょう!
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HK VP70(マチルダ)
レオンが初めて登場したのがバイオハザード2でしたね。レオンは人と違うマイナー銃を選ぶ設定になっていて初期のハンドガンもマイナー銃であるH&K VP70Mでした。
わざわざこんなマイナー銃を選ぶレオンのセンスが凄いですよね。
サイティングは他の拳銃に慣れていると違和感があるし、マガジンもメジャーな銃と比べると流通数が少ないと思うので使いにくい銃だと思うのですが、レオンは序盤から終盤まで立派に使いこなしていました。
面白いことにVP70 は専用のストックを装備することで3点バーストにも設定することができるマシンピストルとしても使うことができます。ゲーム中ではバリーバートンの私物である専用ストックを使って初期装備のVP70をマシンピストル化することで火力をアップさせることができました。
バリーの私物だったということはバリーもVP70を所有していたということなのか?
バリー自体ガンマニアという設定だったので所有していてもおかしくないですね。バイオ1でヘリコプターにロケットランチャーをも詰め込んでいたことが判明していましたし、、、
バイオハザード2以外ではバイオハザード4ではクリア後のボーナス武器として「マチルダ」の名前で登場し、3点バーストオンリーでしたが、ハンドガンの中でも随一の火力を持っていましたね。
その後バイオハザードダークサイドクロニクルズやバイオハザード6にも登場し、バイオ6ではレオンはVP70を2丁拳銃にして使用していました。(バイオハザード6ではウイングシューターという名前で登場)
バイオハザードRE:2ではバイオ2のリメイク作品でしたが、「マチルダ」の名前でレオンの初期装備として登場。バイオ2と同じように専用ストックを装備することができるほかに、ロングマガジンやフラッシュハイダーを装備することが可能になりました。
IMI・デザートイーグル(ライトニング・ホーク)
バイオハザード2で最も人気を集めたのがIMI・デザートイーグルです。
レオンはマイナー銃を扱っていましたが、ラクーン警察内で発見したRPDカスタムが施されたデザートイーグル通称(ライトニング・ホーク)を対ゾンビ最終兵器として使用しました。
オートマチックハンドガンの中でも最高クラスの威力を誇る50AE弾を使うデザートイーグルを難なく使用し、タイラントやバーキンG形態に対してもとても有効な武器として重宝したのではないでしょうか?
グリップにはレオンのサインが彫り込まれていてレオン専用のデザートイーグルになっているのですが、いつの間に彫ったのでしょう?
パワーアップパーツとしてアンブレラ社がカスタムしたデザートイーグル用10インチロングスライドを装備することができて、ライトニングホークの威力を底上げすることができました。
登場作品はバイオハザード2、5、6、ヴェンデッタ、RE:2で使用しています。
バイオ5ではレオンは登場しませんが、(L・HAWK)という名前で登場!
こちらでマルイ製 旧ライトニングホーク10インチのエアガンのレビューをしています!
RE:2では作品自体がリメイクされたことでライトニング・ホークも新しくなり、専用のハイブリッドサイトとサムライエッジのようなハイブリッドグリップを装備しています。
こちらでマルイ製ライトニングホークのエアガンのレビューをしています!
10インチのアンブレラ社カスタムスライドも大幅に改良がされていて、当時ではまだメジャーではなかったはずの20mmのピカティニーレールを上下に装備し、マズルにはマグナポートが装備された特別なデザートイーグルになりました。
HK USP(シルバーゴースト)
シルバーゴーストはH&K USPタクティカルやH&K MK23がモデルになっていると言われています。
ですがⅯ1911やS&Wシグマなどの多数の銃の特徴も盛り込んでいる特殊なデザインになっていて、各銃の良い所を取り入れようとしたコンセプトの銃のようですね。
レオンがジョー・ケンドに頼んで制作してもらったオーダーメイドの銃になっています。
シルバーのスライドにブラックのフレーム、木製とラバーのハイブリットグリップなどサムライエッジにも見られるカスタムが施されていて、サプレッサー対応のねじ切りがされているようですが、サプレッサーなどを装備したことは見たことがありません。
シルバーゴーストにはレーザーサイトやフラッシュライトをよく装備していたので20mmのアンダーレールを装備しているのかもしれません。
登場作品ではバイオハザード4とバイオハザードディジェネレーションでレオンが使用しています。
さらに意外なことにアンブレラクロニクルズのシークレットストーリーで登場しているウェスカーの拳銃を見てください!
このシルエットはどう見てもシルバーゴーストではないでしょうか?
ゲーム中では(ハンドガン W/サイレンサー)となっていますが、どう見てもサムライエッジには見えないこの拳銃は一体何だったのか?
SIG P226E2(センチネルナイン)
レオンが所属する組織の「DSO」が対バイオテロ用特殊ハンドガンとして開発したのがSIG P226E2をベースにカスタマイズされているセンチネルナインです。
こちらでマルイ製センチネルナインのエアガンのレビューをしています!
汎用性・確実性・安定性の3つをキーワードに開発されていて、
- 汎用性では比較的入手しやすい弾薬である9mmパラベラム弾を使用するP226E2を選択
- 確実性では暗所での確実なサイティングを実現するためにサイトには蓄光塗料を使用した専用のアイアンサイト、
- 安定性ではBOWが出す体液に耐性があるシルバースライドが装備されています。
その他にもレオンの意見が反映されていて、フラッシュハイダーにはストライクタイプが採用され、近接戦闘が可能になっています。
ジョンウィックのようなCAR射撃体勢で戦うことが多くなっているレオンにはぴったりの装備ですね。
トリガーは肉抜きがされたストレートタイプの特殊な(Bトリガー)を採用、確実なマガジンチェンジを実現する大型化されたマガジンキャッチボタン、グリップには安定したグリッピングと射撃を実現するためにビバーテイルとサムレストが装備されDSOのメダリオンが埋め込まれている。
登場作品はCG映画のバイオハザード ヴェンデッタに登場したレオンがアクロバティックなアクションをしながらセンチネルナインを使用しています。
発砲だけでなく近接戦闘が可能になったフラッシュハイダーを使用しているシーンもあり、外観や設定だけでなく劇中でもCQBが可能であることが覗えますね。
当初はバイオハザード6に登場予定だったらしいですが、製作が間に合わなかったため、設定ではセンチネルナイン配備直前にトールオークス事件が発生したためにバイオ6には登場しなかったようです。
※2023年追記
2023年3月24日に販売したバイオハザードRE:4で初めてゲーム内武器としてセンチネルナインが使用可能になりました!
HK USP (SG-09R)
上で紹介しているバイオ4で初登場したカスタムハンドガンであるシルバーゴーストがバイオハザードのRE:4のリメイクとともリファインされたのがSG-09R!
こちらでマルイ製のSG-09のエアガンのレビューをしています!
ジョー・ケンドがかつてのDSO長官だったアダム・ベンフォードからトライアルを依頼されて各エージェントの要望に沿ったカスタム拳銃を製作すことになったために仕上げたカスタムハンドガンで、
ジョー・ケンドは初代シルバーゴーストが調整の必要がないと思い込んでいたにも関わらず、使用されたシルバーゴーストには何度も分解されたあとがあった。
現場での最適化という観点を失念していた彼が組んだ真のシルバーゴーストであるSG-09Rは世界最高の精度を目指して作られ、同じ世界最高が目的だったロールス・ロイス社の最初の自動車である(シルヴァー・ゴースト)からリスペクトを受けた銃でもあるため、SG(シルバーゴースト)の名に恥じないようにカスタムが施されたされた。
素材の選定から始まり、製造当時の2002年の最新の技術でリファインされ元々の製造コンセプトを極限まで高めたHK社のUSPは既に(同一にして別物)と評されるほどのカスタムガンに仕上がる。
ロールス・ロイス(シルヴァー・ゴースト)とHK USPに敬意を込めてグリップ左側面にはHK社のライセンスシリアルナンバーの羅列方とロールス・ロイスのシャシーシリアルナンバーである60551を組み合わせた(SG-60551)という羅列のプレートが埋め込まれている。
特徴としては2002年に人間工学やアンビデクストラスなどを銃器に取り入れられていた時期のカスタムだということを考慮して、USP独自の握りにくさや20㎜アンダーレールの標準装備化、コンペンセイターによる反動抑制が施されている。
ゲーム劇中ではCAR射撃での近距離射撃や体術につなげる射撃を披露しています!
多彩な体術が得意なレオンにとって正面で撃ち合うことを想定しているコンバットガンらしいカスタム内容になっています。
RE:4ではレオンが使用していますが、バイオ正史では使用している描写はまだないながらも、設計時にはすでにB.O.Wとの戦闘に基づいたレオンの設計思想が反映されているとのことです。
※考察の域を出ませんが、SG-09Rの意味はSG=シルバーゴースト・09=9㎜パラベラム弾を意味していますが、Rについては明確な設定が公開されていません。
設定ではタフな現場によっては最適化できなかった初代SGをやり直す意味も込めてSG-09Rを作ったらしいので、
あらゆる状況に対応できるように最適化できる銃・あるいは対応できる銃という意味合いで=レギュレート(調整)
もしくはロールス・ロイスへの敬意を込めてイニシャルであるRを入れ込んだのかもしれません。