引用 car-me.jp
車を乗り降りするときにはドアを開ける必要がありますよね。
車によって性能や機能は様々で例えばスズキ・アルトに乗っていた人がレンタカーでトヨタ・アクアに乗っても機能のすべてが同じではないため、アルトと同じようにすべてを操作することはできませんよね。
ですがほとんどの車ではドアはほぼ同じ、ドアレバーを引いて外側に押し出すようにして開くことができます。
ですが一部の車には普通のドアとは違って、ユニークなドアを採用している車も存在するのです!
コンテンツ
ガルウィングドアとは?
ユニークな車のドアで一番有名なのはガルウィングドアですよねやっぱり!
ガルウィングドア(gall wing door)はドアが開いた状態がまるでカモメが羽ばたいているような姿を連想されるため名付けられたドア
市販車ではメルセデス・ベンツの300SLで初めて採用されてから、主にスーパーカーや一部スポーツカーにも採用されたことがあるため、ガルウィングと聞くとスーパーカーやスポーツカーをイメージされることが多いですね。
よく間違えられるのですが、ほかのシザードアやバタフライドアもガルウィングと一緒にされてごちゃごちゃにされることがありますが、ガルウィングはガルウィング、シザードアはシザードアと別物です。
バックトゥザフューチャーに出てきたデロリアンもガルウィングがついていて有名だよね!
映画 バックトゥ ザフューチャーでエメットブラウン博士がデロリアンから出てくるときにガルウィングドアを上に持ち上げるように開くシーンはガルウィングドアの魅力が伝わってきます。
有名なガルウィングドア採用車
デロリアン DMC-12
引用 Autoblog
なんといってもガルウィングと言ったらやっぱりさっきお話で登場したDMC-12 デロリアンでしょう!
DMC-12はデロリアンモーターカンパニーが唯一製造した車です。
当時の価格でも500~600万円ほどの価格で性能は悪いし、値段も高いからあまり当時は受けなかったようですが、バックトゥザフューチャーに登場したことで爆発的な人気を誇り、あまり製造されなかったこともあって希少な車として現在でも人気があります。
やっぱり劇中でデロリアンのガルウィングを開けてマーティやドクが下りてくる姿はいつ見てもいい!
ですがエンジンが他のスーパーカーと比べると非力でバックトゥザフューチャーで時速140キロでタイムトラベルなっていたのはこの車のメーターに刻まれた最大時速が140㎞になっていたからなんです。
外装がステンレスだったり、ガルウィングなのは未来的だったのに、時速140㎞って今の軽自動車並みの最高速度ですよ。こんな感じでスポーツカールックや近未来的装備とは裏腹に走行性能はよくなかったみたいですね、、、
マツダ AZ-1(スズキ キャラ)
引用 twitter.com
マツダAZ-1はマツダオートザムが1992年に発売された軽自動車の2シータースポーツクーペ型の軽スポーツカー!
軽自動車という非常にコンパクトな外観に軽自動車で唯一のガルウィングを採用された車なんです!
クイックなハンドリングが好評な車で外観も当時のマツダのスポーツカーらしくかわいらしい外観、車高も低く、車体も約720㎏と軽量なので楽しい運転ができそうです。
丸目がクリっとして可愛いですね!今の車じゃなかなかこんなデザインの車ないですよ。
この外観からもわかるように軽自動車だけれどスポーツカーとして作られているので海外からはすごくレアな車として人気があります。まぁ車大好きアメリカ人とかはほしいだろうね(笑)
メルセデス・ベンツ SLS AMG
高級車を販売していることで有名なメルセデスベンツが発売するスーパースポーツカーSLS AMG
市販車初のガルウィング搭載車であるメルセデスの300SLが元になって作られていますので、その流れを汲んでいるのでちゃんとガルウィングを搭載しています。
スーパーカーらしく静観なスポーツデザインで値段もスーパーな2430万円と高額ですね。高いし、目立つから田舎ではあまり見かけないんですが、なぜこの車が有名なのかというとその派手なルックスから人気があってタミヤなどのプラモデルメーカーがモデルアップされているので模型屋さんにいけば出会える名車といえるでしょう。
シザードア
シザードアは別名シザーズドアとも呼ばれるドアで車体と並行して縦に開きます。
シザー、、、つまりはハサミのようなドアということなんですね。
ガルウィングと比べると派手さは少し薄れますが、それでも多数のスーパーカーやスポーツカーに採用されているドアになっています。
よくスポーツカーの改造車でドアをカスタムしている人のほとんどがシザードアだったよなぁ
正直ユニークなドアの中では一番乗りにくそうなドアなんですが、スポーツカーの改造キットでもよくこのシザードアタイプのものが多く、改造車でシザードアにしているカスタムカーオーナーさんもいますね。
シザードア搭載車を搭載している名車
ランボルギーニ・カウンタック
スーパーカーの代表といわれるランボルギーニが作り出したスーパーカーであるカウンタック
イタリアの方言で「驚き」を意味していて、その名前の通りスーパーカーらしい驚きのスペックを持っている。
生産からすでに45年以上たっているのにも関わらず、中古車でも1500万円以上するということからも、カウンタックへの人気がうかがえます。
フェラーリのライバルであるランボルギーニですので、やはりその人気と信頼は本物!
このような車高の非常に低い車にはシザードアやガルウィングとは相性がいいのでしょう。車高が低いと乗り降りするのに苦労するのはスーパーカー、スポーツカーオーナーの悩みの一つですからね。
ラプタードア
ラプタードアは本当はディヘドラル・シンクロ・ヘリックス・アクチュエーション・ドアとなっていますが、、、
長がすぎ~覚えられないwww
あまりにも長いので多分みんなラプタードアの方が覚えやすいのでラプタードアのままで紹介します。
ボディーから少し押し出していてから90度回転させて開くことができる。
普通のドアの方が開くのには楽そうだけれど、これがアイデンティーの車もあるんだね、、、
もうなんかユニーク過ぎてよくわからないなぁwww
シザードアなどと比べると乗り降りはしやすそうですが、開店することで縦に長くなってしまうので、路面に出っ張りがあるとドアを擦ってしまう可能性があるのがデメリットですかね、、、
またこの開閉方式を採用しているのはスウェーデンのゲーニグセグのみとなっているのであまりなじみがないドアになっています。
ラプタードア採用車
ゲーニグセグ・アゲ―ラ
このようにガルウィングやシザードアとは違った別の魅力がありますね。
まるで車が片手をあげて空に向かって手を伸ばしているかのようで、いかにもスーパーカーだということを主張しているかのようだ。
お値段もやはりスーパーカー!2億円8000万円となっていますが、アゲ―ラのバリエーションによっても値段は少し上下しますが、買える人は少ないでしょう、、、
とはいってもこのような車は希少だから価値があるのですよね。
たくさんあるとせっかくのユニークさも珍しくなくなってしまいますから、これはこれでいいのか、、、
バタフライドア
バタフライドアとは、車のドアが外側斜め前方に開くドアになっていて、外観では一番シザードアと似ていますね。
名前の通りドアが開いた姿がまるで羽ばたいている蝶のようになっている。
前方からだとドアが大きく見えるので、迫力があって、車が万歳しているかのように見えますね。
バタフライドア採用車
トヨタ・セラ
引用 GAZOO.com
1990年に製造されたトヨタの3ドアクーペ
普通の乗用車のようでありながら、そのドアはまさしくバタフライドア!
引用 カーセンサーnet
リアウインドウもまるで潜水艦のような大きく丸みのあるデザインで、遊び心ある車になっています。
現在では安い価格帯ではこのような遊び心ある車はほとんどないので、逆に新鮮!
バブル時代のイケイケムードを感じることができる1台です。
セラの開発コンセプトは何だったんだろう、、、デートカーなのか
ラ・フェラーリ
トヨタ・セラとうって変わり今度はスーパーカー最高峰のラ・フェラーリ
世界でたったの500台ほどしか存在せず、新車価格でも1億6000万円という驚異のお値段で世界のスーパーカーファンを魅了している一台
フェラーリのシンボルカラーのイタリアンレッドがかっこいい!よりバタフライドアが映えることでしょう。
ここまでの車になると逆にこういったドアはしっくりくるね。
引用 カーナリズム
フロント側から見るとより迫力のあるフォルムになっている。
スーパーカーの迫力のあるフォルムをよりスーパーに引き立っていますね。
キャノビードア
キャノビードアは一番ユニークなドアでしょうね。
というかこれはもはやドアではなくドアとルーフの一体型のキャノビー、、、つまりは天蓋が動くことで乗り降りを実現しているもの。
もはやこれはドアなのか、、、もう車の蓋だね、、、
正直ものすごく使いづらそうです、、、少しドアを開けたいときとかでは圧倒的に不便でしょうが、ガルウィングドア以上のインパクトがあることは間違いない
誰もが車のドアが開いて人が出てくるものだと思っていますから、それが車のドアだけでなくルーフも動いたら驚くのは想像に難くないですね。
キャノビードア搭載車
スターリング・ノヴァ
初代スターリング・ノヴァは初代ビートルのシャシーを利用して外装を変えることでまるでスーパーカーのようにすることができるキットカーです。
キットを約200万円ぐらいで購入し、自宅で組み立てることで作ることができるキットカーはアメリカなどでは大人の趣味になっていますが、日本ではキットカーはどうやら公道走行不可な模様ですね。残念、、、