信号待ちではDレンジとNレンジのどちらがいいのか?
たまに信号待ちでブレーキランプが消えている車がありますよね。突然前の車のブレーキランプが消えてびっくりしたことないですか?
「信号待ちって言っても数十秒なんだけれど、あれってPレンジとかに入れているの?」って思っている人もいるかもしれません。
初心者マークを張っていた時は僕はびっくりしましたよ!
「えっ!なんでブレーキランプ消えてんの?前進しちゃうじゃん!」って思ってたんですが、もちろん前には進みませんでしたよ(笑)
軽トラとかのMT車なら当然ですが、
明らかにAT車で信号待ちでたまにいますよね。こまめなシフトチェンジをしている車
結論から言ってDレンジのままで信号待ちした方がいいです。
こまめなNレンジやPレンジの切り替えは、機械に大きな負担がかかります。
ネジで例えてみると、、、
ネジを締めるために何回も回していると、だんだんドライバーとネジ穴が擦れて、最終的にネジ穴がつぶれてしまいますよね。
ですがネジを全く動かさなかったらもちろんネジ穴はつぶれません。
それと同じで何度も動かしているとそれだけトランスミッションへのダメージが大きくなって、そのうち壊れてしまいます。
Dレンジから他のレンジにチェンジするとエンジンの回転数も変わるので、普段からNレンジに入れる癖をつけているとATフルードやクラッチ盤の消耗も早くなるります。
トランスミッションだけでなく、エンジンなどのパワートレインにも負担がかかるので、できるだけこまめなNレンジやPレンジへの切り替えは避けるべきでしょうね。
誰だって自分の車が壊れることを望みませんよね。少しのことの積み重ねで車の寿命も変わってくるので小さい事にも気を付けて運転しましょう!昔僕もやってたけれど。。。
Pレンジで信号待ちはもっと危険!
Pレンジで信号待ちをしている人!すごく危険です!!
一見Nレンジよりしっかり駐車されているかのように思うPレンジなのですが、実はPレンジの信号待ちは結構危険なのです。
Pレンジはサイドブレーキとは違い、トランスミッションをロックして止めているんです。
サイドブレーキは駆動部分のブレーキローターを直接ロックすることで車を止めています。
どう違うかといえばPレンジはトランスミッションの内部で止めているので、トランスミッションに負担がかかってしまうんです。
機械であるトランスミッションが壊れてしまうと、ブレーキが利かなくなって車が動いてしまうのです。
もし後ろから車がぶつかってきて、そのせいでトランスミッションに負担がかかって壊れたら勝手に動いてしまうんですよ、、、
危ないでしょ!
できるだけ信号待ちではPレンジに入れないようにしましょう!そして車を止めるときは是非サイドブレーキを使いましょう!
トランスミッションへの負担を軽減させることができます!
やっぱりDレンジで信号待ちが基本!
Dレンジで信号待ちをするメリットはすごく大きい!
もし車に乗っていて、後ろの車がなかなか止まらなくて、自分の車にぶつかりそうだったらどうします?
PレンジやNレンジだとまずはブレーキを踏んでそれからDレンジ、、、、
そんな悠長なことやってられるかぁ!
とっさのことになるので、多分こんなことやってる暇はないですよね。ですが、Dレンジで停車していると、ブレーキを離すだけ車が進んでくれます!
簡単に言うとDレンジで停車していればトラブルをすぐに避けることが可能になるんです。
車を運転するからには安全に気を付けなければいけませんが、かといって何時も安全対策といってNレンジやPレンジにしているとかえって回避できるトラブルも回避できなくなっていしまうんですよ。
しかも故障するかもしれないというおまけつきでね、、、
信号待ちするんならおとなしくDレンジで待ちましょうね!
止まるならDレンジ?Nレンジ?のまとめ
一時的に止まるならDレンジで決まりです!
駐車するならPレンジ+サイドブレーキで安心に駐車できます。
Dレンジだととっさのトラブルにすぐに対応できるのでむやみやたらにNレンジやPレンジに切り替えはしない方がいいです。
トランスミッションとかエンジンにも負担がかかっていくので「車を長持ちさせたい」「大切に愛車を乗りたい」と考えているのなら、車に優しい乗り方をしましょう!
小さな気遣いが後々の車の寿命に直結しますから。
NレンジやPレンジに切り替えた時に得られるメリットはせいぜい心ばかりの燃費の向上程度ですよね。。。もし燃費を取りたいのならそこは自己責任でお願いします。